利根川 商品

利根川 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか

MIT教授利根川進氏がノーベル賞を受賞するまでの軌跡をインタビュー形式でまとめたものである。
それにしてもノーベル賞のような専門分野をここまでわかりやすく、それでいてプアーではなく、さらに利根川氏をノリノリにさせてしまう著者の知識の幅の広さに驚いてしまう。

ノーベル賞を取るような人は、正しい方へ正しい方へと仮説を立ててしまう」という言葉には、奇跡と必然の違いについてさらに深い考察を誘う。 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか 関連情報

利根川 脳の中身が見えてきた (岩波 科学ライブラリー)

3人の有名な教授による共著だということで購入してみたが、自分的には少し物足りなさを感じた。本の内容は学部レベルを超えておらず、脳科学を専門にする人にとっては耳に胼胝な感があった。ただ、この本の価格と一般向けに書かれているという点を考えると、買って損は無いように思う。脳に少なからず興味のある大学生にお薦めします。この本の良い点は脳というひとつの対象をMolecular,Systems,Computationalというレベルで多面的に紹介していることだと思う。 脳の中身が見えてきた (岩波 科学ライブラリー) 関連情報

利根川 カラフル ライフ―遅咲きのすすめ

ノーベル賞受賞の利根川進博士夫人で、本人も大変なエリートである。庶民的ではない部分もあるが、大器晩成を信じさせてくれる本である。挫折を味わい捲土重来を期している若者、そして胎教とやらで幼児のうちから詰め込み英才教育を施そうとしている親たちには是非一読してほしい。名著である。重版を期待している。 カラフル ライフ―遅咲きのすすめ 関連情報

利根川 アホは神の望み

ほかのレビュアの方がおっしゃっている通り、
内容にダブリがあることは否めません。
「あれ、読んだことがある」という既読感。

でも、それを差し置いても、読んだ後さわやかな気持ちになれます。

ご自分の失敗談なども実にさわやかですし、
何より生きていく姿が昔の日本男児という感じで、
さわやかで颯爽としています。

ノーベル賞に近い、とか国立大学の名誉教授などという地位の方ですが、
少しも威張ったところがなく、謙虚な姿勢も大変好感が持てます。

いい本でした。さわやかで、私もこれからこつこつがんばろう、と
思わせてくれるいい本でした。 アホは神の望み 関連情報

利根川 私の脳科学講義 (岩波新書)

 著者は、免疫系の研究でノーベル賞を受賞した分子生物学者。意外だったのだが、著者は現在、MITで脳科学の立場から動物の記憶能力についての研究を行なっているそうだ。本書の内容は、自伝的に語る「科学者のあるべき姿」についてと、ここ20年研究している脳科学について。講演やインタビュー、対談をまとめたものなので、1冊の本としてのまとまりに欠ける。待合室で読む軽い本。 私の脳科学講義 (岩波新書) 関連情報




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