阿倍野ちゃこ 商品

阿倍野ちゃこ DRAW 魔女の眠る海で(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)

阿倍野ちゃこさんの作品は、「クロム・ブレイカー」から読んでいて、
作画担当だった「ダンタリアンの書架」や他のダーク・ファンタジー系も読んで、
こういうゴシック系の作品が得意な人という認識はありました。
綺麗で端整な絵柄で、それでいてヒロインクラスの美少女の顔立ちの描き方には、
他の漫画家さんにはない明らかな特徴があって、私が好きな漫画家さんの一人です。
それが今回、「夜刀の神つかい」の原作や「火閻魔人」の作者である奥瀬サキさんの原作で、
魔女をテーマとした新作が出たというので、奥瀬ワールドのファンでもある私としては、
さっそく購入してみた次第です。
届いたものを見てみると、表表紙と裏表紙はそれなりの雰囲気を醸し出しているものの、
帯のキャッチコピーに「僕は、二人の魔女に恋をした。」とあって、
一瞬、よくあるラノベっぽい、軽い学園ドラマ的な内容を連想して落胆しかかったのですが、
読んでみると、実にダークでディープな、いかにも奥瀬サキ的なプロットで、
設定も非常に謎めいており、とても興味深く読め、今後の展開を期待させる作品でした。
また、そうしたプロットと一見そぐわない明るいタッチの絵柄で、時としておどろおどろしい
シーンを相応に見せてくれる阿倍野ちゃこさんの手腕も、十分に満足できるものでした。
善の心性を持つがゆえに、主人公以外とは積極的に関わろうとしないヒロインに、
始源はヒロインと何らかの形で一体であったと想像させる、黒魔術の権化であるようなサブヒロイン、
それに一転して、仏教における四天王の一人の化身とされる主人公・・・。
これまでの阿倍野ちゃこさんのファンタジー系の作品の世界とは異なる日本を舞台として、
おぞましいゴシック・ホラーの香りを漂わせながら、黒魔術の闇に仏教の神的世界がどう係わっていくのか、
二人の魔少女がそもそも如何なる関係にあり、これからどのように争っていくのか、
優れて今後も読み続けたいと思わせてくれる作品です。 DRAW 魔女の眠る海で(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス) 関連情報

阿倍野ちゃこ エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~ (1) (電撃コミックスNEXT)

あとがきからも伝わるように、作者様の愛がふんだんに散りばめられていました。
絵がとても可愛らしく綺麗で、躍動感もあり、愛嬌のあるキャラクターたちの虜になってしまうこと間違いなし。
エスカ&ロジーのアニメも全話見ていましたが、全体的にちょっと展開が違ったりして、飽きることなく読み終えることが出来ました。
そしてエスカちゃんの胸が(笑)太ももがまぶしい(笑)きわどいアングルやチラリズムにもこだわりを感じます。
個人的にドストライクの本作。さらなる世界の広がりに期待を込めて、星五つを。 エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~ (1) (電撃コミックスNEXT) 関連情報

阿倍野ちゃこ エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~1 (電撃コミックスNEXT)

ゲームからのエスカ&ロジーFANですが、ストーリー、絵柄どちらもとてもレベルが高く、購入して正解でした。一見すると可愛いらしい、ほわほわとしたファンタジー世界ながらも、世界の資源が枯渇し黄昏に向かっているシリアスな世界観がきちんと描かれていて、ゲームは全クリしたものの、本紙の展開がどうなるのか引き込まれるように読んでしまいました。
また、随所に作者のアトリエ愛が盛り込まれているためか、キャラクターも一人一人が魅力的に描かれていたのもGOOD。(よく、原作キャラが酷い扱いを受けているコミック化を見かけるので…)

いつか作者さんの描く、アーシャのコミックも見てみたいなと思いました。 エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~1 (電撃コミックスNEXT) 関連情報

阿倍野ちゃこ ようこそ。若葉荘へ (1) (まんがタイムKRコミックス)

何も考えず、普段の生活から離れた世界を体感するのには良いかと。 ようこそ。若葉荘へ (1) (まんがタイムKRコミックス) 関連情報

阿倍野ちゃこ ダンタリアンの書架 (4) (カドカワコミックスAエース)

作画も丁寧で安定しているコミカライズだと思います。
5巻は通常版も発売されますが
OVAなどを含む受注生産限定版も出るようなので
ファンの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。 ダンタリアンの書架 (4) (カドカワコミックスAエース) 関連情報




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