鉄腕バーディー 商品

鉄腕バーディー 鉄腕バーディー(1): 1 (ヤングサンデーコミックス)

人それぞれ気に入る人は気に入るかもしれません。面白そうと思った人は買って見て。 鉄腕バーディー(1): 1 (ヤングサンデーコミックス) 関連情報

鉄腕バーディー 鉄腕バーディーEVOLUTION 4 (ビッグコミックス)

 つとむとの精神融合で怒りの余り、アグニケミカルの生体実験施設を破壊してしまったバーディー(Evolution第3巻)。同社の生体実験を公にするどころか、バーディーの顔が世界中に知られてしまう結果となり、今までにない窮地に立たされてしまいます。
 当然それは宇宙連邦警察の耳に入り、バーディーは、メギウス警部の後任の上司から詰問されます。彼女は自分が勝手な行動をしたことは認めていますけれど、クリステラ・レビが地球に持ち込んだ酔魂草によって、多くの地球人が被害を被っている事態を座視している連邦警察に対して不満を思わずぶつけてしまいます。
 これに対しての上司の言葉

 「いい加減にしろよ、3層アルタ人!」

 アルタ人であるために、幼い頃から軽蔑され、いじめられ、差別されてきたバーディーにとって、その言葉はどれほど痛いものだったでしょうか。生皮を派がされるような苦痛に満ちたものだったでしょう。
 桁外れの身体能力を持っているイクシオラであるバーディーも、結局は蔑まれるアルタ人として見られていることを、思い知らされたました。それでも、組織の一員として、自分を差別する上司のもとで捜査に当たらなければならない彼女です。 鉄腕バーディーEVOLUTION 4 (ビッグコミックス) 関連情報

鉄腕バーディー EMOTION the Best 鉄腕バーディー スペシャル [DVD]

後のリメイク版のアニメ化であるTV版はラブコメの延長線上に置いた現代の若者向けの作品でしたが、こちらの旧作をアニメ化した96年版OVAはラブコメ色が薄い分シリアス風味が強く、TV版よりも正統派SFといった作品です
TV版の二期作画は度肝の抜かれるような出来でしたが、こちらも制作マッドハウスとだけあって中々よく動きます
また登場人物もリメイクより生徒組が少なく、単なる幼馴染でしかなかった女の子キャラ早宮に至っては、こちらでは主人公つとむと徐々に微妙な関係に発展していくというヒロイン級キャラクター
バーディー共につとむもやや生意気さが効いてて、このコンビのやり取りがまた気持ち良い
TV版は作画は大変素晴らしかったもののラブコメ・SFのバランスがあまり良く感じずにモヤモヤした気持ちで観ていたので、真っ直ぐSFジャンルで貫いている本作が個人的にお気に入りです
声優は割と豪華で三石、岩永、清川のエヴァ組のほか、大塚明夫や藤原啓二、現在の人気声優ゆかな、今は亡き青野武などの豪華メンバー

特典映像はOVA告知を兼ねた当時の特番?映像
作者ゆうきまさみの作品の紹介、制作当時の制作陣と主役キャストの三石琴乃・岩永哲哉の対談
1話のダイジェスト、発売当時のCMが収録されています

TV版に比較すると時代が時代ですから多少古さは感じるかもしれませんが、そこさえ割り切ってしまえば十分面白いです EMOTION the Best 鉄腕バーディー スペシャル [DVD] 関連情報

鉄腕バーディー 鉄腕バーディーDECODE:02 1 【通常版】 [DVD]

放映時には未視聴だったため、最近知ることになりましたが、とても心に残る作品になりました。
華麗で躍動感あふれるアクションが本作の見どころであることは勿論、それと対をなして際だつのが、ささいな日常の描写ではないでしょうか。脇である人間模様も印象深いものが多かったです。

シリーズを通して登場人物の多くは異星人ですが、本来異邦人の彼らにも地球で根を下ろして生活する場所があり、時間と共に築いた絆があるということが背景として描かれています。
神田で何十年も古書店の親父をしていそうなダスクと、そこに思い出したようにふらりと立ち寄る、店の常連の室戸。
災害により親友を亡くしたナタルと、兄を亡くして身よりを失った翔子がナタルに抱く恋心。
それらのサブストーリーも情緒があり、物語の魅力として光っています。 そして、これらの存在感ある日常ドラマがあるからこそ、ラストに向けて疾走し収束していく展開には息を呑むばかりです。

物語の軸が前シリーズで描かれた大災害であり、その後の世界と、そこで人々が何を選び、どう生きていくのかが今作のテーマのひとつ。 復讐を選び制裁を繰り返す「彼」には、一方で被災地で理学療法士として働き、失われたものと関わっていこうとする姿もあります。人間性の矛盾と、喪失と再生を経てひとつの絆が導く結末とは。
切なさと、そして希望が余韻を残す物語です。
是非これからも多くの人に観てほしいです。 鉄腕バーディーDECODE:02 1 【通常版】 [DVD] 関連情報

鉄腕バーディー 鉄腕バーディー DECODE:02 4 [DVD]

 バーディーの記憶の中に繰り返し登場する養育マリオネット、ヴァイオリンの最後を描いた第7話は、凄惨としか言いようがない物語でした。
 バーディーの回想では、人間と同様の暖かい感情を持って彼女を育てた母親同様の存在と記憶されていたヴァイオリンが、実はプログラム通りに動くロボットでしかなかった事実が明らかになります。そのヴァイオリンは、バーディーを守るというプログラムに従い、クリステラ・レビが放ったバーサーカーに立ち向かい、壮絶な戦闘の末、悲惨な最期を遂げます。たたきつけられグシャグシャに破壊されるヴァイオリンの姿を目の当たりにしてバーディーは怒りを爆発させ、バーサーカーに突進し、凄まじいパワーで破壊します。死んだバーサーカーを鬼神の表情でなおも破壊し続けるバーディーの姿に、戦慄を憶えると同時に、哀れさを感じます。のちに「バーサーカー殺しのバーディー・シフォン」と恐れられるバーディーのあまりにも凄惨なデビューです。大メシぐらいで乱暴者で、底抜けに楽天家のバーディーが見た地獄図絵です。 鉄腕バーディー DECODE:02 4 [DVD] 関連情報




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