隣のお姉さんを犯したあの日…5 麻木明香 [DVD]

官能小説の凌辱作品を実写映像化したかのような筋の通ったストーリー展開でヒロインの悲劇が描かれた作品と言えよう。寝取られ要素を含みつつ、中盤でちょっぴりメロドラマっぽくいい感じになりかけながらも最後に裏切りという形で破滅的な結末を迎えている。カラミもこの路線に基づいており、理不尽な男の独り善がりな迫りに困惑する間もなく貫かれる印象。これをネタに関係の継続を強要する展開も中盤にある。この意味では、凌辱的シチュエーションによるカラミそのものに興奮を見出す諸兄にはうってつけの作品と思われる。

しかし、逆に言えば終始抵抗を続けるカラミでしかなく、諦めて受け入れようともしなければ堕ちることもないカラミである。抗いながらも感じ始めてしまい、最後は官能的昂ぶりを抑え切れなくなるようなところに興奮を見出す諸兄には向いていない作品である。

『夫の目の前で犯されて』での初見以来、掘り出し物的なラッキーさで知った女優さんだが、本作でも官能艶技の良さは健在である。むっちり感が上昇しており、むしろぽっちゃりさんに仲間入りか？という感じ。ちょっとダイエットした方がいいのでは？という心配が無きにしも非ずだが、被虐的な艶技で魅せてくれてはいる。何と言うか、後背位での脚の開き方とか腰の反り具合、あるいは正常位での開脚に絶妙な淫猥さがある。本人がどこまで自覚しているのか不明だが、どういうポーズがいやらしく見えるのか解っているようにも見受けられる良さである。それ故に作品の内容云々を言う前に官能艶技だけである程度のレベルを維持できる女優さんの１人ではなかろうか。充実した美乳と腰回りを繋ぐ腰の括れもまた絶妙でやけにそそられる。

男優人も含めた登場人物全員の通常演技がもう少し良好だったならば、という残念さがあったことも付記しておく。全体として、なんか、こぅ、もっさりした感じがする。 隣のお姉さんを犯したあの日…5 麻木明香 [DVD] 関連情報

Disclaimer: This song is copyrighted by Konami, therefore, I do not own this audio. From the remaster of Asaki's 神曲 album.