私自身も息子も中学受験経験者として、面白く読みました。「こんな子いないだろ」と突っ込みをいれたくもなりましたが・・・。 鳴くかウグイス 小林家の受験騒動記 関連情報
これは完全な少年誌なのにセッ○ス←のような言葉を伏字ナシで描きます。
しかしそのような下ネタばっかではなく(割合は高い)おもしろい場所もあります。
ある意味新鮮(新しいタイプ)なギャグ漫画である。
真剣なところは真剣にやります。
こんなにおもしろいのに7巻で終わります。
理由は当然の結果です。
しかし面白さはギュッと詰め込んであります。
泣くようぐいす (1) (少年マガジンコミックス) 関連情報
単行本でも読みましたが、いやー、よくできてます。
それに、ずいぶん手を入れられたみたいで、さらに読みやすくなっています。
群像劇なので、単純に誰が主人公とも言いがたいのですが、お母さんのリアリティが実にいい。
また、長女のカッコイイこと。ここまで娘にやられたら、ぐうの音も出ません。
うちの娘がこんなだったら、逃げ出したくなります。
受験生のお子さんがいる親御さんはもちろんのこと、受験生は是非ご一読を。
お父さん、お母さんはこんなことを考えているんだなあ、というのが手に取るようにわかります。
とくに中学受験を考えているならなおのことです。
鳴くかウグイス: 小林家の受験騒動記 (光文社文庫) 関連情報
浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上 (講談社文庫)
表記上は『5さつめ』ですが,実際にはシリーズの6作目.文庫書き下ろしとなります.
プロローグで語り部の過去が明かされ,敵対する組織との因縁が出てきたかと思いきや,
その組織の大きな変化,さらには気になる不穏な最後と,新展開を意識させられる巻です.
ただ,難しい題材を分かりやすく,のんびりとした主人公が爛々と語る姿は変わらず,
もしかしたら,事件や敵のことなんてどうでもいいのでは…?と思えるほどに楽しそう.
また,思わずため息が出るほどの『解答』も,決して解いた自分をひけらかしたりはせず,
それを導いた数学の楽しさを伝えることに夢中.だから,みんな彼女に惹かれるのでしょう.
しかし,サブタイトルから連想される『京都編』が,最後の篇だけだったのは物足りず,
修学旅行も絡めていただけに,名所を巡りつつなど,もうちょっと広げてほしかったです.
とはいえ,語り部と敵の新ボス(?),二人の関係に少しだけ着地点が見えてきたようで,
次巻,動きのあったここからどう転がるのか,新しい数学の話も含めて楽しみなところです.
浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上 (講談社文庫) 関連情報














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