超あがり症なのでvol.1とあわせて購入しました。
出演しているのは実際の講座での生徒さんだとか。
ってことはあがり症?
まったく見えません・・・。
披露宴のスピーチとなると、いっぱいいっぱいになりそうですが、
DVDの細やかなアドバイスを守れば落ち着いて話せそうな気がします。
やっぱり「何とかなるかも!」と思わせてくれるし、
一歩前進するために背中を押してくれるようなDVDだと思います。
鳥谷朝代のあがり症克服講座 VOL.2 [DVD] 関連情報
あがり症のメカニズム、姿勢や呼吸や発声法、スピーチ教室でのレッスン風景などなど
元あがり症だった先生が真摯になって教える映像はとても説得力があり、好印象を持ちました。
恐らくたくさんの方がこの先生のスピーチ教室であがり症を克服されているのでしょう。
しかし、あえて言わせていただくと、
スピーチの教室に通えるような人はそれほど重度のあがり症ではないと思います。
「人の目線が気になって外出もできない」「人前に立つことを考えるだけでも苦しくなって辛い。
慣れるための練習や訓練なんてとてもできない」というような重度のレベルの人には
このDVDの内容ではとても対応できないと思います。
もし、あなたがそういう人ならば、実績のある心理療法のメソッド(即効性があり、効果が高い)の方がおすすめです。
ちなみに私は
心理カウンセラー新田義治の恐怖症克服法 (1万人以上の人生相談に乗ってきたプロが教える!わずか5分で簡単にできるトラウマ・対人恐怖症・あがり症・パニックの克服法とは?) [DVD]
のDVDで対人恐怖症(あがり症)を改善しました。
鳥谷朝代のあがり症克服講座 VOL.1 [DVD] 関連情報
フランスベッド おしゃべりペン 先端を付属のボードにタッチすると、絵や文字が音声に成ります。
おしゃべりだった義理の父が、脳梗塞で言葉を出しにくくなって悲しそうでしたが、これなら簡単に意思を伝えられそう! フランスベッド おしゃべりペン 先端を付属のボードにタッチすると、絵や文字が音声に成ります。 関連情報
吃音は治せる (有効率74%のメンタルトレーニング (ビタミン文庫シリーズ))
吃音は治せない、とよく言われますが、実際には小児吃音の4分の3が自然に治るし、大人の吃音でも治る例があると聞きます。治せないと言われるのは、発声練習など従来の吃音治療が根本的に的外れであった可能性が高く、この本の帯にある文句「人は口でどもるのではありません。頭の中でどもるのです」の通り、精神面に重大な原因があるというのが本書の考え方です。すなわち、吃音の遺伝子をもった人が、ある精神的環境に置かれた時に吃音になる訳で、子どものうちに環境を整えれば治るし(環境調整法)、大人であっても負の経験をプラスのイメージに置き換えることで、吃音症状が逆戻りし完治に向かうというのが、著者の提唱する吃音年表のメンタルリハーサル法です。
この中には、「発話訓練は禁止」「いやな出来事を思い出してはいけない」など興味深いルールがあるほか、日常生活でできる限り制限や抑圧をなくして自由な言動を促す環境調整法は、吃音の裏側に隠れた心理的要因を知った気がします。
ただ、この手法は吃音者にもその家族にも容易ではない場合もあると思うし、イメージトレーニングが苦手な人には向かないでしょう。本書内でも、36%の人が完治、38%が吃音が気にならないレベル、残りの26%は改善しなかったことが示されています。ともあれ、実際に言語聴覚士として吃音治療にあたって治せなかった著者が、多くの吃音者に聞き取りしてゼロからあみ出したというこの治療法は、従来の「治せない吃音治療」の既成概念を覆す大きな可能性を秘めていると感じました。この治療法を採用している施設がまだ少ないのが残念ですが、吃音の原因を知りたい吃音者、小学生以下の吃音に悩む保護者におすすめできる本です。
吃音は治せる (有効率74%のメンタルトレーニング (ビタミン文庫シリーズ)) 関連情報
【3つの気づき】
親しいM先生から薦められた『ボクは吃音ドクターです。――どもっていても、社会に必要とされる、医師になりたい』(菊池良和著、毎日新聞社)は、私に3つの気づきを与えてくれた。
【人それぞれの悩み】
第1の気づきは、人はそれぞれ何らかの悩みを抱えているということ。そして、悩みから逃げずに前向きに取り組めば道は開けるということ。著者の場合は、幼稚園の頃から現在に至る吃音(きつおん=どもり)であり、2年前に突然生じた脳動静脈奇形破裂の術後の後遺症である。
著者は小学5年生の頃から「死んでしまえば、どもらなくていい」と考えるほど吃音に悩んだが、やがて、吃音のことを知りたい、吃音について勉強したいとの思いが強まり、医師になる決心をする。途中で挫けそうになるたびに、「ここで勉強を止めたら、死ねない。私は勉強をし過ぎて死んだ初めての人になるぞ」との初心に立ち戻り、猛勉強の末、2年浪人したものの九州大学医学部合格を果たす。現在は、九州大学病院の耳鼻咽喉科のドクターとして診療に当たるのと並行して、吃音の研究を続けている。
【吃音の奥深い闇】
第2の気づきは、吃音という疾病の奥深い闇と、この疾病がいかに患者を苦しめているかということ。吃音には連発性、難発性、伸発性の3種類があり、これらの中核症状に、本人が「どもること=悪い」と思い込むことによる二次的行動が加わるという悪循環が生じる。この悪循環を根本的に解決するためには、「どもっていてもいいんだよ」という言葉が患者にとっては一番だと、著者が断言している。吃音の原因・治癒のメカニズムは、まだ世界で一致した見解が得られていないからだ。
【ドクターの関門】
第3の気づきは、医学部受験から始まって、一人前のドクターになるまでには、いろいろな関門をクリアしなければならないということ。著者の例で言えば、1月の大学入試センター試験→2月の国立大学一般入試→4年生の終わりから始まる大学病院での臨床実習→6年生の卒業を控えた時点の医師国家試験(何と3日間で500問!)→新研修医制度による研修病院での2年間の研修→専門科に入局→月・水・金曜日は手術、火・木曜日の午前中は外来、午後は病棟教授回診とカンファランス――という厳しさだ。つくづくドクターになるのも、なってからも大変だなと再認識させられる。
著者とは異なる悩みの場合でも、読み終わった時、心の底から勇気が湧いてくる本である。
ボクは吃音ドクターです。 関連情報