森直美 商品

森直美 みんなが主役!オペレッタ

クリスマス会に向け
購入しました。
どの曲も賑やかで
楽しい感じです。 みんなが主役!オペレッタ 関連情報

森直美 萌の朱雀 [DVD]

奈良の吉野の過疎の進む村に住む5人家族。周りの村人も村を離れていく。自然に包まれたこの田舎の村の希望は鉄道が通ることだが、結局それもかなわず過疎化は進む。
自然の緑を強調するような映像は美しく、孝三(國村人)の自然を愛する気持ちを代弁しているようでもある。
孝三の妻(幸子)をねえちゃんと呼ぶ栄介(幸子とは血がつながっていないようだ)は、栄介が小学生の時に孝三が引きとっており、孝三の実の娘(尾野真千子)とは幼いころから兄妹のように一緒に暮らしている。この複雑な家族関係についてはほとんど語られず、過疎の村の事情と自然を中心にドキュメンタリー・タッチに展開する。
その辺が物語の背景を観る者に想像させる面白さもある。

栄介の幸子への接し方とみちるへの接し方の微妙な違いを観ることによって、みちるの栄介への淡い恋心が一層悲しく響く。この辺が女性監督の機微なのだろうか。
そして、孝三の死によって、過疎の裏からまた一つ家族が消えゆく実情を、変に感情移入し過ぎず淡々と描いていく。
時々挿入される過疎の村人の顔の映像にも秘密があり、その意味が後半明らかにされるが、自然のあふれた村への愛情が感じられる。

美しい自然の映像、そんな中で展開する家族が散りぢりになる悲しいドラマを実にバランス良くまとめあげたところが良かった。加えて、茂野雅道の音楽(ピアノ曲:家族のテーマ)は映像とドラマ全体を繋ぐ潤滑油的な役割なしている。この曲が最高に良い。
デビュー作である尾野真千子も初々しく、心の機微を上手に表していて最高に良かった。
映像とドラマ、音楽と上手くバランスした河瀬直美監督の実力を見せつけられた作品だった。 萌の朱雀 [DVD] 関連情報

森直美 殯の森 [DVD]

単純にいってしまえば、死をまぬがれない生き物としての人間の短い一生と、太古からそのような人間の死生の繰り返しを見てきたような森のたたずまいを対比させた映画。奈良という土地柄だろうか、森は万葉の昔に通じ、死者とチャネリングできるかのような時空である。

映画は主に、33年前に妻・真子を若くして亡くした認知症の老人・しげきさんと新米介護士・真千子が、吸い寄せられるようにすいか畑から森の奥にたどりつくまでの冒険を、ハンディ・カメラで長回しを多くしてドキュメンタリー・タッチで描く。

茶畑の造形美や森の緑等が目にしみるが、ちょっと解像度の点で物足りない。

そして極端に省かれた説明・台詞。なくても混乱して筋が解らなくなるということはないが、アンチ娯楽作品であることは間違いない。

言い方を変えると、筋の展開が平板で、盛り上がる瞬間がない。淡々としすぎている。どのカットも平等に扱っているからだろう。

「こうせなあかんことない」という台詞の通り、色々な観方ができる。私はカンヌ映画祭好みのアンチ娯楽作品として並みの出来であり、グランプリをとるほどのものか?というのが正直な感想。 殯の森 [DVD] 関連情報

森直美 花咲ける森の恋人たち (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)

大好きな作家さんのマンガです。
とても素敵なストーリーで満足です。 花咲ける森の恋人たち (エメラルドコミックス ロマンスコミックス) 関連情報




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