誰もが一度は経験した、そうでない人も明日には経験するかもしれない恋した時特有のあの感情を追体験できる一冊。それをくすぐったく感じる人もいれば目眩や痛みがよみがえる人もいるだろう。恋い焦がれる人との間に何の打算も差し挟まれない、未熟だからこその感情がいかに貴重だったか、改めて思い返さずにはいられない。 同性とか異性とか関係なく、人が恋するとどうなるかがここにある。 一晩寝ないで考えるなんて、すてきだなあ。 青い花 6巻 (F×COMICS) (Fx COMICS) 関連情報
日常を描いた場面の楽曲というのは、耳にやさしく心地よく聞こえるためか、楽曲としてキャッチィなものにはなかなかならず、サントラを購入するまでの評価に至るのが厳しいかもしれません。でも、「放浪息子」という作品に寄り添ったこのサントラは、CDアルバムとしてしっかり聴けるものになっているんじゃないかと、個人的には思っています。今回MONACAは岡部啓一さん、神前暁さん、帆足圭吾さんが作編曲しています。一つ一つの楽曲は派手さがなくても、イメージされる場面通りの楽曲にはしっかりと仕上がっているんじゃないかと思うのですが。DVD,BD初回特典収録分を差し引いても35曲は、サントラとしてはそこそこ十分な楽曲数ではないかと。 放浪息子 オリジナルサウンドトラック 関連情報
人間は、無音の間が多い。
よく、切羽詰ったときの心情を、忙しく描写するけれども、あれはあまり真実ではなく、本来は静かなのだ。
忙しい描写は、ただそれだけの意味合いしかもたない。
けれども、志村貴子の描写は、あぶらで噛み合いが滑ってしまう歯車のようであって、ただ噛み合わないだけの歯車とはわけが違うのである。
二重三重と、意味の深い描写をするのだ。
放浪息子 (1) (BEAM COMIX) 関連情報
だけれどこの曲がEDで使われるアニメの雰囲気がとても切ないためこの歌も何だか切なく感じます。
放浪息子を見て、この曲を知って、アニメとの相性もあり自分の中でとても良い曲になり買ってみました。
つまり自分の中ではアニメありきな訳で、アニメを知らない人にとっては参考にならないレビューかも知れません。
歌唱力や楽曲の完成度はやはり高く、カップリングも良い感じです。このアーティストを知る良いきっかけになりました。ありがとうノイタミナ。
アニメで使われるバージョンとはまた違ったアレンジがされているため、あのEDが欲しいという人は注意が必要ですが、これを買っても損はしないでしょう。
あと目的の一つであった志村貴子先生の描き下ろしステッカー(初回板は女装男装バージョン)も素敵です。
できればEDバージョンも入れて欲しかったですが満足です。アニメ放浪息子が好きな方は是非。
For You 関連情報
描写の繊細さがそのまま作中の成長と繋がっていることに感動します
だからなのか、こんなに自然と成長を感じられることってすごい気がする
高校生になった彼等を見て、
これまでの小学、中学編が如何に近寄りがたい秘境だったかを改めて感じました
ここでの高校生というのはもう大人の入口という変化
急にこっちに近くなった印象を受けました
話飛びますが、やっぱり二鳥くんの女装ウェイトレスは危うい、危うすぎる
もう年齢的に危険度MAXすぎるYABASUGIRU!
あのウェイトレス姿と「きもちよかった……」とか言い出す二鳥くんに
いけない妄想に走ってしまったのは自分だけじゃあるまい
あかん、あかんで!
しかし理解力を超える二鳥くんの行動力は半端でない
「ないです」とか「だめか」と言う言葉に圧倒される
こういう自信てどこからくるのかなとなんとなく考えたのが
「自分に正直に、隠し事をしない、素直に伝える」とまったくもってこれ以上ない下地であって
今までずっと嫌なことがあっても泣いたり怒ったりして苦労しても越えてきた経験が
ここまでの自信を持つことができるんだなあと思いました
そんな中変わらない岡くんに急に共感するようになりました
彼のこれからがとても楽しみです
あと髪をおろして素質を出しつつある美少女ささちゃんのこれからも気になる
性格といい容姿といいマジ天使なささちゃんにどんなことが待ち受けてるのか楽しみすぎる
あと中間の二鳥くんの赤毛は主人公の意地のようにも感じました
みんなの想像を超えてこその存在意義みたいな
ひとつ気になったのが
高校でのの千葉さんと高槻くんに対する視点・・これも考え出すとキリがない感じがしますが
また新しい物語がはじまるのだなあと改めてとても楽しみでしょうがない
ひとつの輪が解けてまた新しい輪を作りはじめる感じ
また楽しみが増えてワクワクします
個人的にはまだまだ長く楽しめるな安泰安泰!と気楽な読者視点ですが
作者の志村さんにも自分の中でワクワクするものを素直に描いてってほしいなあと思いました
それが何よりの楽しみです
放浪息子 12 (ビームコミックス) 関連情報