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アルゴ探検隊の大冒険 商品

アルゴ探検隊の大冒険 アルゴ探検隊の大冒険 [DVD]

大人になって見てみると、突っ込みどころが満載(笑) 昔に見た子供のころとはまた違う意味で楽しめました。 アルゴ探検隊の大冒険 [DVD] 関連情報

アルゴ探検隊の大冒険 レイ・ハリーハウゼン コレクション Blu-ray BOX (4枚組)

ハリーハウゼン作品のBD化ということで、まずは購入しました。初めてソフト化されたカラーライズは、モノクロに対して非常に新鮮味を受けました。SFX,怪獣好きには登竜門的な作品でもあり、満足です。なお、アルゴ探検隊,シンドバッドなど、代表的なファンタジー映画の発売予告が未だに予定が聞こえてきません。早期の発売を待ち望みます レイ・ハリーハウゼン コレクション Blu-ray BOX (4枚組) 関連情報

アルゴ探検隊の大冒険 アルゴ探検隊の大冒険 [DVD]

「ダイナメーション」とは基本的にコマ撮りによる特撮ですが、ハリーハウゼンがやると、こう呼ばれます。モンスターの造形から、個々の動きまで全て一人でやっていたそうです。1秒3コマですから気の遠くなるような作業です。動きの中でモンスターにキャラクターが宿っているのはそのせいなのですね。ハリーハウゼンのこだわりと愛情を感じます。モンスターにハリーハウゼンの魂が宿っているような気がします。いわゆるアナログ特撮ですが、CGによる安易なビジュアル・エフェクトよりも実在感があります。

閑話休題
1.主人公を守っていた女神は、「007/ゴールドフィンガー」のボンドガール、オナー・ブラックマンです。(今時、誰も知らないか?)
2.後半で出てくる巫女は、ディーン・マーチン主演のアメリカのスパイスプーフ物「サイレンサー/沈黙部隊」のマット・ヘルム・ガール、ナンシー・コバックです。(昔から、誰も知らないか?)
3.黄金の毛皮(Golden Fleece)はアメリカン・トラッドの総本山、ブルックス・ブラザースのシンボルマークです。(誰も気にしてないか?) アルゴ探検隊の大冒険 [DVD] 関連情報

アルゴ探検隊の大冒険 レイ・ハリーハウゼン DVDライブラリー Limited Box 2

この限定版には地球へ2千万マイルの「イーマ竜」がついている。それだけでも欲しいのだが、収録されている3篇は非常に魅力的だ。アルゴ探検隊は、勿論傑作だが、他の2編はビデオレンタル屋で捜しても見つけることが出来ない幻の作品。イーマ竜は知っていても「地球へ~」は内容が分からない有様?このような形でDVDとして復刻されたのは非常に喜ばしい。欲をいうなら、デジタルマスターで、資料的な特典映像を沢山つけて欲しい。 レイ・ハリーハウゼン DVDライブラリー Limited Box 2 関連情報

アルゴ探検隊の大冒険 アルゴ探検隊の大冒険【字幕版】

 …と鑑賞後にはつい言いたくなってしまう圧倒的傑作。まあ、小学生の頃からTVで放映されるたびに観てきたという評者の思い入れもあるのだが。

 プロットの整合性などはあってなきが如しである上、スタッフ&キャストの大半はイギリス人、ロケーションはイタリア、群衆シーンの一部はストック・フィルムと、コスト・ダウンに苦慮していた当時のハリウッドならではの外注プロダクションで、人物のバスト・ショットばかりがやけに目につくのもいかにもイギリス映画またはTV的。要するにヤスい、ということなのだが、それをまったく気にさせないのはやはりひとえにレイ・ハリーハウゼンの特殊撮影。正直、彼がダイナメーション(作品によって呼称が違う)を手掛けた他の作品では、そこだけがワル目立ちしていると感じられることもあるけれど(『恐竜百万年』など)、本作では疑似神話世界の背景の中にバランスよく配置、いかにもな見世物感から脱し得て、全体の完成度を高めている、早い話がタメが利いている。彼の作品の中でも本作が特に人気が高い所以なのだろうが、このあたり、ハリーハウゼン以上に本編の監督と脚本の手腕か。

 実際、本作の監督ドン・チャフィーといい、ジョン・ギラーミン、ケン・アナキン、ルイス・ギルバート、ロナルド・ニームら1910〜20年代生まれ=イギリス大正男の世代、一般にはハリウッド大作の雇われ現場監督みたいなイメージで一括りにされがちな上、壮年期の地味ながら力のこもった諸作は同時代のやはりハリウッド映画の陰に隠れと、評価の面でかなり損しているところがあると思う。最近はワンコインDVDで彼らの半ば忘れられていた作品が幾つか復活、ようやく手軽に観られるようになった。日本の映画ファンには意外に盲点になっていると思しき当時のイギリスB級映画、さらに活発なリリースを期待したいところ。

 閑話休題。何だかんだ言って本作、徹底的に見せ場にこだわったハリーハウゼンのエンターテインメント&クリエーター精神はやはり百点満点。青銅巨人が首をギギッと巡らせる瞬間は文字通り戦慄的。骸骨軍団との対決は何度観ても手には汗、顔はニコニコ、思わず「いや、すげーな!」とひとりごちてしまうという仕儀。映画を観る歓びが間違いなくここにはある。19世紀末、世界の大衆が初めて映画というものに触れた時の驚きと感銘はまさにこれ、なのではないか。CG全盛の今ではなく昭和○○年代に本作と巡り会えたのは確かに幸せだった。最近の子供たちは本作をどう観るのだろうか。

 音楽は他にも幾つかハリーハウゼン作品を担当したバーナード・ハーマン。いつもの彼からするとやや一本調子でメリハリを欠いているようにも感じられるが、本作のいささか大味なフレスコ的作風には却って似つかわしいかも、と贔屓の引き倒しをしておく。作品世界にふさわしく粗削りな古代楽器を髣髴とさせるオーケストレーションは、いつもながら素晴らしい。

 さして華のない…と言っては失礼か、ヒロイン役のナンシー・コヴァックは『奥さまは魔女』その他当時のTVでよくお見かけした顔。指揮者ズービン・メータの現夫人とか。

 星五つをつけたいところだが、DVDも出ているのでこちらは四つとしておこう。 アルゴ探検隊の大冒険【字幕版】 関連情報




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