いわゆる観光名所からは外れたような、インドの現地の人の生活がうかがえるような
場所が多かったと思います。
写真とエッセイが掲載されていますが、写真がメインと感じました。
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一般に西洋人は自宅に招待されるのが、最上のもてなしに感じるときいています。主人公ドクターアジズは、ピクニックに招待します。日本では、どこかレストランに招待するのではないでしょうか。名所とはいえ、自分が今まで行ったことのないところに案内したのが齟齬の原因ではなかったかと思います。ふっと頭に浮かんだことを、即実行するのがアジズ氏の個性でしょうか。
画面は全体にきれいで、問題の洞窟への往路、象に載ったシーンはエキゾチックです。裁判の結審に近いクライマックスで、原告の"...I has made a mistake..."の証言にいたる前後の被告と原告の表情には迫真の演技が感じられました。
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ある小さな村で、ヒンドゥ教徒の青年が、ムスリム(イスラム教徒)の娘を見初めるところから、物語は始まります。ボンベイで雑誌の仕事をしながら大学へ通う青年の元へ、娘はやってきます。そして結婚。最初は大反対していた両家の親も、孫の誕生をきっかけに二人を認めます。
この恋物語に暗い影を落とすのは、ヒンドゥとムスリムの宗教的な対立です。日本では考えられない、宗教の対立による、焼き討ちや暴動。インド人でなくとも、こんな無意味な対立は止めにしよう!と思うところです。
ムスリムの娘、シャイラー・バーヌ役のマニーシャーが美しいです。
夫セーカル役のアラヴィンドスワーミもなかなかいい男。そして、子役のカビールとカマール役の双子が愛らしいです。
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ストレートでももちろんチャイって感じですが、私はミルクを入れた方が美味しいと思いました。
カフェインフリーではありませんし、スパイスがわりと効いてます。特にペッパーとシナモンでしょうか。
あと、生活の木やポンパドール、パッカハーブス、クリッパーなどと比べると、パッケージデザインが大雑把すぎて…
個包装ではなく、箱も無く、チャック入りの袋に20Pそのまま入ってます。紐付きのティーバッグです。
贈り物には向かない感じですね。あくまでも個人的意見ですが。
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とてもよかったです。まず、旅の記録として、気負ったところも、かっこつけたところもない姿勢がとても気にいりました。プロのライターでもなかなか、こうは書けません。
物乞いやみやげ物のしつこい売り込みなど、インドではきれいごとだけでは対応できない現実に迫られるので、過剰に哲学的になってみたりする人も多いのですが
中谷さんはそこはかとないユーモアをこめてうけながしつつ、ありのままの思いをうまく表現している。うまいです。環境に対しても、会う人に対しても、いやなところはいや、違和感は違和感、いいところはいい、として、自分の思いをちゃんと消化しているし、ちゃんと伝わってきます。
もうひとつ、女優という仕事と、人間としての自分との距離のとり方がとても健全な感じがします。
文章もこなれていて、きちんと教養を蓄積されてきた方だということがよくわかります。
インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫) 関連情報