専用再生機が無いと鑑賞できないがOrchestraを生で聴く事が若き頃在ったがその気分が味わえる。 ロッシーニ:小荘厳ミサ曲 関連情報
クラウディア・カルディナーレとジョージ・チャキリス、夢やぶれて失意に沈みすっかり弱くなった男、その彼を守り、ついて行くことを決意する女、
これもまた、ひとつの愛の形。
C.C. には、こんな女の役がぴったり。テーマ音楽も決まっている、白黒スタンダード版の小粒ながらきらりと光るイタリア映画。
この味わいは、アメリカ映画では絶対にあり得ませんね。
ついでながら、C.C.は、何時だったかの夕張映画祭に来ていましたね。とても上手に老けていて、C.C.大好きだよ。
チャキリスは、「ウェストサイド物語」以降は本作がベスト、他にこれと言った作品に恵まれていないのは残念。
ただ、かなり後年に、小泉八雲を描いた日本のテレビドラマに出演しましたね。
細身の体型もそのままで相変わらずかっこよかった。
相手役は檀ふみ、何というタイトルだったか忘れましたが、是非もう一度観たい、テレビドラマながら出色と言ってよい出来栄えでした。
ブーベの恋人 (トールケース) [DVD] 関連情報
1888年、パリ。上流階級向けのクラブを営むダングラールは、たまたま訪れた下町のキャバレー「白い女王」で踊る娘ニニを見て、カンカン踊りをショーにする計画を思いつく。早速「白い女王」を買い取った彼は、「ムーランルージュ」と名を改めた娯楽の殿堂を作るべく、。真っ先にスカウトされたニニは、カンカン踊りのメインという大役を与えられる。しかし、以前ダングラールの店でスター女優だったローラや、ニニの恋人ポーロ、パトロンでローラをめぐる恋敵でもあるヴァルテール、近東から来た王子など、様々な人物の思惑が入り乱れて、なかなかダングラールの計画は順調に進まない。・・・
「古き良き時代」の類かと思っていたら、人間関係は意外に複雑。ダングラールとローラは同棲する仲らしいけど、ダングラールは平気でニニや若く才能のある娘に手を出してしまう。ローラも愛人がいながら、ダングラールに見初められたニニへの嫉妬心が物凄い。ニニは、彼氏がいながら渋くてダンディなダングラールに夢中になってしまうし、その彼氏のポーロは嫉妬深くて少々ウザいキャラ。私が個人的に好きなのはニニに思いを寄せるアレクサンドル王子。紳士で優しくて、その上ハンサムでニニを見つめる切ない表情といったら!何度「ニニ、彼にしときなさい」と言いたくなったかわかりません。登場人物全員が絵に描いたように完璧でなく、人間関係がドロドロしているのもリアリティがあっていいかもしれません。
そしてクライマックスのカンカン。さっきまでプライベートの問題で苦しんでいたニニが、大輪の花がぱっと咲いたような笑顔でカンカンを踊りまくる、そのパワーに圧倒されました。映画に登場したほとんどのキャラクターが笑顔で見入るのがわかるほど、見てる方もハッピーにさせてくれます。人生の複雑さ、ショービジネスの厳しさ、そして芸に生きる難しさも織り交ぜた、素敵なエンターテイメントです。
フレンチ・カンカン [DVD] 関連情報
今社会で問題になっている事柄は、意外に哲学的なテーマが多い。ナショナリズムにしろ、靖国にしろ、その本質を精確に理解するには哲学的手法での解明が有効である。その端的な事例は上述のテーマで書かれた書物がベストセラーになっていることでもわかる。本誌はこうした身近な哲学問題をわかりやすい論調で語らせている。デリダにしろ、公共性にしろ、実に説得力のある議論である。さらにまたアメリカのリベラリズムの大御所リチャード・ローティのアメリカ帝国主義論も実に面白い。岩波の「思想」や青土社「現代思想」の独占領域を、万人の目線で編集した雑誌で、今後が楽しみである。多くの読者を得んことを願う。
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80年代は、映画からのヒット曲が続々生まれましたよね。「フラッシュダンス」もその一つですが、何といっても1「ホワット・ア・フィーリング」がいいですね。この曲のイントロが流れてくると、気分が高揚してきますね。曲にあわせて身体を動かしてしまいそうになります。
映画をご覧になった方も多いでしょうが、ポップス・アルバムとしても上出来じゃないでしょうか。ジョルジオ・モルダーが、絶好調の頃の音楽が楽しめます。 「フラッシュダンス」オリジナル・サウンドトラック 関連情報