「エコエコアザラク」で知られる古賀新一先生が江戸川乱歩の作品をコミカライズしたものです。作品自体の発表時期は古く「陰獣」「人でなしの恋」は講談社より、「屋根裏の散歩者」はひばり書房から発売されています。どの作品も古賀先生の独特のオドロオドロしい絵柄と江戸川乱歩先生のストーリーとが絡み合い非常に読みやすいです。読後感としては、どの作品も共通して人間の業の深さを思い知らされる作品です。江戸川乱歩の作品は少年時代に読んだ「少年探偵団」しか知らなかった自分にとっては衝撃的な内容でもありましたね。 江戸川乱歩怪奇漫画館 関連情報
江戸時代にもあったと知らしめてくれてくれる一枚です。
だいたい、ジャズとかロックといっても、もともとは民族のリズムです。
江戸時代から明治にかけて、日本の音曲にもリズムがありました。思い出の
メロディーって言いきってしまうのは、当時のリズムを我々が忘れかけて
いるからでないでしょうか!
たとえば「茄子南瓜(なすかぼ)」これは10ですが、明治期に「薩・長」
が江戸に来た時、 江戸の姐さんたちが、色の黒い薩摩と話のわからぬ長州
とそして、金と力のない色白な粋な夕顔(江戸っ子)を出した「プロテスト
・ソング」だと、私は考えています。
梅吉 がんばれ〜!
今昔うたくらべ 関連情報
エコエコアザラク ―黒井ミサ ファースト・エピソード― [DVD]
リアルタイムで原作マンガの
週間連載を読んできた古い読者としては
黒井ミサのキャラクターも
独特のホラー&コメディの展開も
原作マンガを読んでいるような感じでした。
映像のほうはオリジナルDVD作品ということで
Vシネマ並と最初から判断ができていたから
資金とスタッフを考えれば期待はしていなかった。
過去の映像作品と比べるのは可哀そうなかんじだ。
ただ、まぎれもなく原作者「古賀先生」の描いた
本当の「エコエコアザラク」の映像作品でしたね。
エコエコアザラク ―黒井ミサ ファースト・エピソード― [DVD] 関連情報
人間が昆虫のようにさなぎになってしまう。人体にはまだまだ未知の部分があり、その怪奇とロマンを描いたそうです。
ストーリーはあってないようなものですが、古賀さん独特のおどろおどろしさ抜群の作品です。
妖虫 (少年チャンピオンコミックス) 関連情報
もうとにかく感動です。聞いていると涙が出てきました。買ってみる価値有り。 古賀メロディーを歌う 関連情報