意見が合わない人をどうしたらいいのか?
人はそれぞれに主張を持っています。
そこを全員の合意を得られたら、どれほどいいでしょう。
例えばハンバーガーショップで、
「ピクルスが嫌い」という人と、
「ピクルスは必要だ」という対立。
NLPやアサーションの技術を、
専門用語を使わずにわかりやすく紹介しています。
意見がまとまらないときは、
リーダーとしての権力を使うか、
過半数で決めることになりがちです。
これだと、自分の意見が通らなかった人には不満が残ります。
全員に不満を残さずに、
合意を得ることができたとしたらどんなにいいでしょう?
その解決策が盛り込まれているので、
ビジネスだけでなく、人間関係で一生困らないノウハウが学べます。
GEや、日産がV字回復した際に使われた奇跡の会議方法
というのを学んだことがあります。
その内容を簡単にわかり易く紹介しているところも魅力です。
人をまとめたい、
相手を力で動かすのではなく自発的に動いて欲しい、
という方にはおすすめの一冊です。
あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス)
「売れる営業マンになりたかったら相手を知れ!」といわれてもなかなかできない人のための営業質問術 (アスカビジネス)
の著者 松橋良紀
とたんにものごとが動き出す! 頭のいいコンセンサスの取り方 関連情報
問題解決のための会議を成功させるためにファシリテーター、書記、会議のタイプ、メンバーの構成、会議のサイズ、会議室の環境、会議開催通知、問題解決と決定事項、プレゼンテーション等の項目について、それぞれチェックリストを提示しています。ちなみに、ファシリテーターは、会議の冒頭にファシリテーターの役割と約束事、責任を明確に説明する。メンバー全員に発言の機会を与える。話しすぎない。中立的な立場から踏み出さない。誰かが会議の進行を妨げる様な行動をとった時に、上手に対処する等など。なるほど、と思い当たることばかりですので、会議を準備する段階でよく見返してみてはいかがでしょうか。 会議が絶対うまくいく法 関連情報
コンセンサス・ビルディング入門 -公共政策の交渉と合意形成の進め方
(本書に比較対象で少し登場するが、)一連の「ハーバード流交渉術」シリーズに通じる具体的実践的事例を体系化した内容で、論理的で読みやすい。ただ、多少ステレオタイプな解説も否めない。ハーバード系(著者はPONだったかな?)っぽい。特別新しい発見ではなく、「まあ、そりゃそうだな」かもしれないが、論理的かつ体系的にまとめられており、「へぇー(知らなかった)」よりも「そうそう」「んだんだ」「うまくまとめられてるな」って感じ。
positions、interests辺りはまさに交渉術やメディエーション。
全体をそのまま実践するにはある程度の訓練が必要かもしれませんが、視点、アプローチとしては知っていて損はない!簡単に取り組めそうな部分もあるので、少しずつ取り入れていってもいいのではないでしょうか。
コンセンサス・ビルディング入門 -公共政策の交渉と合意形成の進め方 関連情報
日本の危機がよくわかりました。目前にある危機的な状況は、不断の努力を続けるしかない。アベノミクスの暗雲は大衆運動で晴らしていかなければなりません。 ジャパン・コンセンサス―国民を豊かにする「最強」の経済政策 関連情報