サンダーバード ブルーレイ・コレクターズBOX(初回生産限定) [Blu-ray]
子供の頃(45年前)リアルタイムでテレビで見ていた世代としては、感涙物です。
実際に届いたものを視聴して驚いたのが、その画質。
これは明らかに子供の頃に見たテレビの画質をはるかに凌駕しています。(当たり前か)
要するに、オリジナルはビデオテープではなく35mmか何かのフィルムで残されていたために、
最初からブルーレイでも遜色のない画質を持っていたということなのでしょう。
経年による色調の劣化もほぼ完璧に補正されていますし、DVD版などにあったわずかな画面の
揺れ(フィルムにありがちなコマごとのわずかな画像位置のズレ)も皆無に近いです。
あまりにも鮮明で、人形を操る糸やその他の糸くずなどまで見えてしまうほどですので、
これは子供の頃想像力をかき立てられた映像の記憶と比べると、鮮明過ぎるのもどうかと
思えてしまうほど。しかしサンダーバード各号のメカのシーンは明らかに迫力が増していて
素晴らしいです。
3歳の息子も食い入るように見ていたので、やはり時代を超えて愛されるべき作品だと思います。
サンダーバード ブルーレイ・コレクターズBOX(初回生産限定) [Blu-ray] 関連情報
ドラマを見ていた時には、話の流れが不自然に感じた箇所がいくつかあったのですが、カットされていたのだとわかりました。このDVDは、放映時にカットされていた部分が戻されていて丁寧な作りになっているので、主人公の感情の流れも納得できるものになっています。
また、メイキングでは、様々なCG処理について種明かしがされており、驚きでした。
ドラマのDVDはただ放映時のものをまとめているだけのものが多いのですが、このDVDはお買い得感があります。
木村拓哉さんの演技には未熟さを感じる部分もありますが、後半になって追い詰められるにつれ、見事に演じきっています。その他の登場人物もそれぞれの役割をきちんと担っていて、無理なく感情移入できます。
華麗なる一族 DVD-BOX 関連情報
双葉文庫版『松本清張映画化作品集〈3〉遭難』の解説文には、この映画の主要キャストで一番有名なのは主役ではなく、香川京子だという主旨のことが書かれている。
一般的には、そうであろう。
だが、主演の伊藤久哉は『地球防衛軍』をはじめ、いわゆる東宝特撮映画の常連脇役俳優として、知る人ぞ知る存在である。
一方、土屋嘉男と言えば黒澤明監督作品では『七人の侍』『赤ひげ』などで重要な脇役を演じ、『ガス人間第一号』や『マタンゴ』で観る者に強烈な印象を与えた名優である。
同じ「黒い画集シリーズ」の『あるサラリーマンの証言』(小林桂樹主演)や『寒流』(池部良)に比して、主役俳優の知名度は低いが、演技面では全く問題ない。
また、ここでの石井輝男の脚色は、あくまで原作に沿ったストーリー展開になっており、本人の監督作のような、字義通りの破天荒さは見られない。(結末は変更されているが・・・)
本作は、たしかビデオソフトでは未発売で、松本清張生誕100年の記念年にして初めて商品化された。
この機会に多くの人にご覧いただきたい。
黒い画集 ある遭難 [DVD] 関連情報
現代の私たちにとって、妖怪はまさしく「水木しげるがつくったもの」
しかし、昭和の始めころまでは、明治江戸はもちろん、妖怪は暮らしを見つめていた。
だから、葛飾北斎が、河鍋暁斎が、歌川広重が、伊藤若冲が、喜多川歌麿が、歌川国芳が、
その頭脳が見て取った妖怪の絵を描いたのであある。
水木しげるの原点でもある絵師は鳥山石燕(1712−1788)
石燕描く「大侍(おおざむらい)」が私は好きである。
顔の縦横が1間(1.8m)あるデカ面の妖怪である。
妖怪萬画 (第2巻 絵師たちの競演編) 関連情報
真説本能寺の変が紹介する諸説の中で、作家の桐野作人の説が最も実証的で説得力があり、歴史研究者博士の立花京子の朝廷陰謀説が最も酷かった。
桐野説によれば、明智光秀と織田信長の間には四国攻めと明智家臣の斉藤利光の処遇を巡って深い対立が生じており、いくつかの史料は、長宗我部と親戚・姻戚関係を結んでいた斉藤利光が明智光秀に謀反を唆したことを伝えている。
真説本能寺の変は、歴史学徒が膨大な史料を丹念に調べていけば説得力のある歴史の真相に辿り付けることを読者に教えてくれます。
本能寺の変 真説 関連情報