ジャコ・パストリアス 60th アニバーサリー・コレクション (紙ジャケットBOXセット、ベース・フィギュア付き)
名前は聞くことがあったのだがブリティッシュ・ロックを主
に聴いていた自分にとっては出会うことはなかったのですがN
HK−BSで「ジョニ・ミッチェル」のコンサートで初めてその
演奏を見聞きして以来タダものじゃないと感じました。
でも本当にタダものじゃないと思ったのは実はこのコンサー
トの主役の「ジョニ・ミッチェル」でした、バックを務める
面子に「この女の人、何者?」と思いました、ジャコより名
前をよく聞いていましたがやはり畑違いですれ違いだったの
ですがマイケル・ブレッカー、パット・メセニー、ライル・
メイズ、ジャコ・パストリアス、ドン・アライアス、こんな
人たちを従えていたのですから。
話が横にそれてしまいました、とにかく以降、ジャコが気に
なって仕方なくアルバムをそろえるにもどれを買っていいの
か・・・オリジナルがほんのちょっとしかないというのは丸
でジミ・ヘン状態、そこにこのボックスの発売。
か、買っちゃえーというわけで手に入れました。
感想はただ素晴らしい、それだけです、評論家ではないので
文字で音楽の素晴らしさを表現することなんて恐れ多いし出
来ません、これからジャコを聴いてみたいという人には是非
お勧めしたいですね。
ただ、個人的に「インヴィテイション」は不要だと思いまし
た、ジャコ本人がチョイスしたらしいですがこれに入ってい
るものはすべて「TWINS I」「TWINS II」に入っていてその2
枚も同梱されています、「インヴィテイション」の代わりに
「ジャコ・パストリアスの肖像」が入っていれば完璧なんで
すがこれはレーベルが違うので無理な話、せめて「インヴィ
テイション」を間引いて価格を安くして欲しかったと思いま
す。
ジャコ・パストリアス 60th アニバーサリー・コレクション (紙ジャケットBOXセット、ベース・フィギュア付き) 関連情報
久しぶりに国内盤で復刻された…が…何で二枚組じゃなく、バラ売りなのか、全くもって意味が解らない。こんなん一枚だけ買いたい人がいるのか(笑)。
演奏の方は、晩年のグリュミオーの枯淡の境地とも言える素晴らしい演奏です。グリュミオーのバイオリンだけを取ると、旧盤の方が音色も艶やかで美しく完璧な演奏なんですが…旧盤のチェンバロはいただけない。バッハらしい、格調高さ、神々しさ、味わい深さに欠けます。(ローテンバッハ盤、ベンヤミン・シュミット盤も、そこがネックなんですな。)
その点では、やっぱりバッハ演奏の権威であるジャコテ女史は素晴らしいです…私は、この曲集は《ゴルトベルク変奏曲》の名盤をものにした人でないと伴奏するに値しないと思っています。
バイオリンの方もロマン派的な表現から解脱して枯れた晩年ならではの味わい深さがあります。
バッハとは抑制の美学です…上手い人から卒業しなければ上手く弾けません。最近、スーク盤を買って聴き較べて、よくよく理解できました。スークは完璧だし、めちゃくちゃ上手いが…うるさくカンに障るんです。
そういう意味で…このディスク(もちろん、もう一枚も)はバッハ演奏の王道として誰にもオススメできます。
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集VOL.1 関連情報
今から約25年前、ロックとジャッズしか知らなかった頃、知人から借りたレコードがこの1枚でした。音楽の未体験ゾーンに惹きこまれた・・・というのが実感でした。それ以降フュージョン中心にイロイロ聴いています。内容についてはうまく表現できないので、WOODYーGOODYさんのレビューを参考にして下さい。音の古さを感じさせない、フュージョンジャンルでの歴史的(私的)名盤だと思っています。 インティメット・ストレンジャー 関連情報
後半の演奏はちょっと...という感じですが、ビックバンドでの独
りよがりの演奏と違い、各ソロとベースラインが見事にかみ合ってい
ます。#ある意味ジャコらしくない???
ザ・チキンのベースラインは今まで聞いた中で一番気に入っています。
ドナ・リーでのボブ・ミンツァーのバスクラは素晴らしい!
ライブ・イン・モントリオール [DVD] 関連情報