Crazy Clown Time [解説付・ボーナストラック1曲収録・初回限定国内盤] (BRC304X)
個人的には、デヴィット・リンチが道楽で作った以外の何者でもないと思いました。
あと、自分の音楽の趣味とも遭いませんでしたし。
視聴しないで買っちゃダメですね…
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「あいつは音楽を知り尽くしている。」とルーに言わしめたジョン・ケイルとルーとの極限のテンションでぶつかり合った火花をキャンパスに叩き付けたような作品だ。(今さら言うまでも無いが・・)
1聴して、2.GIFT の朗読とギターリフの絡みのセンスに舌を巻いたりしたが、このアルバムの(と言うよりVelvet自体の)真骨頂は何と言っても 6.SISTER RAY だろう。1聴して感じは、ノイジーで耳障りなインプロヴィゼーションが延々と続いているだけに聞こえるが、それは音的な要素だけであって、この曲の真髄は立体的な完成されたグルーヴ感だと思う。うるさいだけの音が延々と鳴っているだけの曲など私は聴きたくもないし、人を惹きつけるような強い磁力も持ち得ないだろう。
SISTER RAY の本当に恐ろしい所は、過激なギターやシンセパートがそのまま静かなピアノに変換されたとしても、全く問題なく聞き込めるだろうという予感を孕ませているところにある。「音楽」として完璧に完成されているのだ。ジョン・ケイル恐るべしと言ったところか。
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