以前、TOTOとYESのコピーバンドを同時進行でやっていた僕には感慨深いアルバムです。
Disc2のライブの曲は大半やった事ある曲でなんだか変な気分です(笑)
元YESでクリス・スクワイヤの弟子分でサポートメンバーから正規メンバーに昇格したものののちに脱退したビリー・シャーウッド
初代キーボードで一度脱退したのち「90125」から復帰し「TALK」録音後に脱退したトニー・ケイ
TOTOの初代Voで解散前の二枚にも参加したボビー・キンボール
の三人で結成されたアルバムです。
Disc1の1曲目、4曲目はビリー参加時のYES、7曲目 8曲目あたりはTOTOを連想させる曲で思わずにやっとしてしまいます。
特に一曲目は「Open Your Eyes」に入ってる曲に雰囲気が似ててあのアルバムが元々クリス&ビリーのプロジェクトを急遽YESとしてリリースしたというのが納得出来ます。
ベースとギターとドラムはマルチプレイヤーであるビリーが弾いてるんですが・・・
バンドで「せ〜の」で録ってないせいかカットアウトの曲が多いです。
あとトニーのキーボードもあんまり聞こえてこないんで・・・ちゃんと構成練れてる?なんてチラっと思ったり。
あとビリーのギタープレイは・・・ギターも弾けるベーシストが弾いたって感じでしょうか・・・?
イマイチ華が無いというか・・・ルカサー、ハウ、ラビンと比べたらかわいそうですけどね(汗)
以前、スティーブ・ハウに「ギタープレイに工夫が無い」的な批判されてたのを思わず思い出しました。
批判めいた事も書きましたが・・・当然曲のクオリティも高いし楽しめます。
Disc2のライブはサポートメンバーがギター弾いてますしトニーも結構ソロ弾いてますし(笑)
YESでもどっちかっていうと影の薄かったメンバー二人ですから「YES要素」は薄めで星四つで。
Elements – エレメンツ~要素~ 関連情報
Back Against THE WALL ~PINK FLOYD Tribute Album~
ウォール全曲のトリビュートとは恐れ入りましたが、プレイヤーの個性が出ている曲は少ないです。映像ならまだしも音だけではオリジに忠実なのはいかがなものか?
自分なりにオリジとこのアルバムを続けて聞けるよう編集しているが、リマスター プラスアルファ てとこでしょうか?
曲のつなげ方も今一で、つんのめりそうになることも…。ある意味でオリジの完成度は高い!
そう言いながらも毎日のように聞いている私は何?
お勧め曲はコンファタブリーナムでスクワイアのボーカルが面白い。
トリビュートならこちらもお勧めします。
A Fair Forgery of Pink Floyd (Various Artists) (インポート盤)
Back Against THE WALL ~PINK FLOYD Tribute Album~ 関連情報
ピンク・フロイドは名前しか聞いた事がない。
例えばデビッド・ボウイやダムドのインタビューなど。
僕は彼らの大ファンなので、聞こう聞こうと思いつつも聞かず終い。
そこに登場したのがこれ。
音楽誌の広告を見ても多彩な顔ぶれが参加している。
リッチー・コッツェンもその一人。
グラムロック、パンクからテクニカルギタリストにも影響を与えている。
どんな音なのか全然想像できない。
楽しみ!!
ピンク・フロイド・トリビュート(CCCD) 関連情報
と銘打ってありますが、
日本盤との曲目に違いがあります。
10曲目まではインターナショナルですが、
日本盤の1stプレスでは
11.Wish I Knew
12.Man On The Moon
という、非常に興味深い曲が収録されていました。
この2曲はOpen Your Eyesの原曲であり、
Man On The Moonも原曲です。
Yesヴァージョンに聴き慣れていると、
ちょっと拍子抜け(ビリー、あんまり歌うまくない)で、
でもトラックを聴いているようです。
ただYesヴァージョンはこのトラックにジョンやスティーヴが
音を重ねていっただけらしいので、
非常に興味深いボーナストラックでした。
今回のこのデラックスエディションは、
それらの曲の代わりにBig Peaceと
Comfortablyl Numbの2曲が収録されました。
後者はピンクフロイドのトリビュートに、
ビリー、クリス、アランの名義でレコーディングされた曲なので、
レーベルを超えて収録には感謝。
すでに日本盤を購入された方でも、
ビリーの、クリスのファンなら新たに購入されても損は無いでしょう。
1stプレスには前記した2曲が収録されていないようなので、
初めての方はコチラをお薦めします。
コンスピラシー 関連情報
今では脱退してしまいましたが、このアルバムはビリーがイエスに在籍中、ベーシストのクリス・スクワイアと“共謀”し作り上げたアルバムで、これがリリースされる前にイエスの楽曲として発表されたものもあり、その聴き比べが非常に興味深いものになっています。噂ではパート2をリリース予定していますが、イエスが1980年に劇的に復活した要因となったトレヴァー・ラビン的な存在であるビリー。これからも二人は共謀し続け、イエスを触発してくれるでしょう。 コンスピラシー 関連情報