ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 オリジナル・サウンドトラック
サントラでは後半に収録されていますが、映画では1曲目に登場する「私を愛したスパイ(Nobody does it better)」。オリジナルの007映画を見ている人なら、本作でのこの曲の使われ方を見て笑わずにはいられないと思います。 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 オリジナル・サウンドトラック 関連情報
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 [DVD]
1作目よりパワーアップ。
よりコメディー風になった。
軽いタッチになったが、テンポが速くて許せる。
冒頭のサウンド・オブ・ミュージックのアルプスの草原で舞う
ジュリー・アンドリュースの真似、
つづく
007「私を愛したスパイ」のダイビング・・
間一髪でパラシュートが開いてカーリー・サイモンの主題歌
「Nobody does it better」が流れるシーンは秀逸!
映画好きへのオマージュのようである・・
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 [DVD] 関連情報
Bridget Jones: Mad About the Boy
Bridget Jones's Diary のシリーズのThe Edge of Reasonから14年、何を今更と思ったけれども、見つけるや否やショッピングカートに入れて予約してしまった。だから発売直後の2013年10月に手元にあったのだが、読み始めるのが遅かったこともあって、つい最近読み終わった。ここに思ったことを記しておこうと思う。
本書を開いてすぐ、非の打ち所のないMark Darcyと結ばれたBridgetのその後の甘い生活を思い描いていた私の期待は裏切られた。(ここから先はネタバレだが英紙でさんざん読んだ内容)プロローグでは、Markはあっけなく亡くなり、Bridgetは未亡人歴5年のBillyとMabelという2児の母親で、そして、同性で先輩の友人Talithaの60歳の誕生日と、最近交際を始めた30歳の若い恋人Roxterの誕生日とが同じ日なのでどちらのパーティに出席するか迷っている。Markファンには衝撃的な始まりだ。唯一期待通りなのは、
Bridgetの相変わらずの奮闘ぶりとドジっぷり。学校の健康診断で息子Billyの頭にアタマジラミが。。。という展開。
そして、物語は1年前にさかのぼり、BridgetがMarkの突然の死から立ち直れず、悲しみにくれてトドのように(173ポンド=78.524kg!)太っているのを見かねたおなじみの友人たちがよってたかってBridgetリフォーム計画をーー減量し、服装に気をつかい、Twitterを始め、そして、ネットの見合い・出会いサイト、パブやクラブで男性と出会い、'Born Again Virgin’(結婚して子供を産んで未亡人となり、ロマンスとは無縁の生活)からの脱出をさせようと乗り出した。。。
これをくだらないと思うかどうかは、読む人次第。でも、せっかく読むのだったら、ブリジットの心情にどっぷり浸って楽しむとよい。細かな描写の一つ一つが面白くて、私は思わず、つらつらと引き込まれてしまった。相変わらず、ロマンチック・コメディは健在だった。年齢を重ねても、Bridget Jonesは相変わらず、「もう少し」頑張れば完璧なのにそこまでゆけず、でもそれだからこそ、親しみやすく、可愛らしい人だなと思わせてくれる。ロマンスの結末は読んだ人にしか言いたくないので、ここまで。あと余談。
またTwitterでのやりとりをはじめ、お見合いサイトのネーミングの面白さ、実在のファションブランド、デザイナーブランド、ロマンチックなサイト、ホテル、ラウンジ、ランジェリーブランド、高級ホテルなどなど、知らない固有名詞をとことんネットの検索エンジンに突っ込んで、画像を検索して読んだらイメージがわきやすくて、楽しかった。それぞれのホテルに格があるように、ブランドにもそれぞれの客層があるので、いちいちチェックして読んだ価値はあったと思う。今回は紙の書籍を買って失敗したかな?と思ったが、結局、読むために電子辞書(電子書籍リーダーの辞書機能では足りない)とネット検索(とくに画像検索を多用した)の両方を駆使して読んだので、紙の本で良かった。
CDの朗読版について。実は私は前作2つともCDを買った。その2つともUnabridged(省略なし)と印刷されていたのに、省略版だったので、どうしようかな?と思ったが、本を読んだら意外と面白かったので、購入することにし、つい最近届いた。CD10枚入っており、ついさっき、ipodに入れたところだ。なので、多分、今回こそは全話省略なしで入っていると期待している。
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】
続編も良かった。共感できない、とのレビューもあったけれど。十分できましたよ、私は。
映画だし、現実にはありえないことも盛り込まれていたけれど、コリン扮するマークと喧嘩してしまうくだりは、共感しまくりました。
私がもし30代で、ありえないくらい優しくしてくれる彼が弁護士でナイスガイだったら、不安でたまらなくなり、傍らに美女なんか控えていた日にゃ、落ち着いて夜も眠れないと思うし
。あんな風に恋人に喧嘩を売ってしまうだろうと思います。不安から彼氏に食って掛かる。これは一番やってはいけないことなのに、やらずにはいられないのね。
ブリジットは自分のルックスに自信がないから、こんな風になってしまう。
ここらへんが、とても彼女の可愛いところなんですが、男性にはわかんないだろうなぁ。
ブリジットは、静かに優しく見つめるマークから、安心する言葉を得たいだけなんですが。
素っ気ないマークに「ただただ愛している、ずっと一緒にいよう」という言葉を言って欲しいだけ。
これが、真面目なマークはなかなか言おうとしないんだなぁ。
そのかわり、誠実な男は行動で示すんですよね。ブリジットがピンチに陥ったら全力で助けたり、それを恩に着せないマークはいい男の典型なんだけど、こういう男って無口、言葉が足らないから女を不安にさせるんだよなぁ。
そういう意味で、非常に女性の揺れる心を上手く描いていると思いましたよ。
前作よりより繊細なところにきちんと寄り添って丁寧に描いているように見えました。
とても楽しめました。前作がコメディ要素が強いとしたら、こちらはそこまでコメディ色が強くありません。でも面白いです、十分。
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ブリジット・ジョーンズの日記―きれそうなわたしの12か月〈上〉 (ヴィレッジブックス)
前作は、ただブリジットのドジっぷりや、奇想天外な彼女のものの考え方を
楽しんでいただけのような気がしないでもないですが、
今回は本当に小説としての内容が濃くなっているような気がしました。
もちろん、「どうやったらそんな勘違いができるんだ~」といいたくなる
独特の物事のとらえかたかたはかわっていません。(笑)
だから、ブリジットの奇想天外な考えを楽しみつつ、次はどうなるの??と
前作以上にストーリーも楽しめると思います。
でも、ちょっと、何もかもパワーアップしているので、ブリジットの失敗は
「う~ん、やりすぎ?」「大人として大丈夫か?!」と思う箇所もありました。
でも下巻では感動したり、ドキドキしたり、やっぱり面白かった!
映画を見てからでは、タイでの場面などはちょっと結末が見えてしまうかもしれませんが、
大幅に違うところや出ていないエピソードが多いので、十分楽しめると思います。
原作にそった映画の方がもっと面白かったのではないかなあ、などとも思いました。
ブリジット・ジョーンズの日記―きれそうなわたしの12か月〈上〉 (ヴィレッジブックス) 関連情報