本書に登場する最高齢プロフェッショナルの方々に共通するのは、
本当に努力家で、向上心があること。
だから研究熱心であるし、自分に満足していない。
ただ歳をとって仕事を続けているというのではなく、
第一線で活躍するための鍛錬を怠っていないのだと思う。
個人的には最高齢「パイロット」の高橋敦氏の言葉には
いろいろと考えさせられるものがあった。
最高齢プロフェッショナルの教え 関連情報
チェルニーってつまらないの?―「チェルニー30番」から何を読みとるか
『21世紀ヘのチェルニー 訓練と楽しさと』
がチェルニー(ツェルニー)の効果に疑問を呈しているのとは逆で、チェルニーは「やった方がよい」という前提で、「学ぼうと思えばこんなにいろいろ学べる」と楽曲分析をした本です。
悪く言えば、嫌がる子供をなだめすかす本です。
したがって、「チェルニーはほんとに役に立つのか」という肝心なところには触れていません。やって当たり前ということでしょう。
確かにチェルニーだって、凡庸とはいえ、曲といえば曲なので、学ぼうと思えば楽曲分析等、色々学べるのでしょうが、それはどうしてもチェルニーでなければ出来ないのでしょうか。
他の大作曲家の楽曲分析(アナリーゼ)の方が得るものが多いと思います。
『ベートーヴェン ソナタ・エリーゼ・アナリーゼ』
『和声と楽式のアナリーゼ』
など、他に優れた楽曲分析本があるので、それらに当たってみた方がよいでしょう。
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わがままだって、いいじゃない。: 92歳のピアニスト「今日」を生きる
実は近所に住んでいるのでお見かけした事があり、父と同じ年なので興味深かったです。ほんとにお若いです。こころがしなやかで、目標とする女性です。 わがままだって、いいじゃない。: 92歳のピアニスト「今日」を生きる 関連情報
父に依頼されての購入で、届け先を始めて選択して自分以外に送付した。内容は本人が気に入っているのでOK 米寿記念コンサート・ライヴ 関連情報
本より何より、ピアニストに聴くのはやはりピアノでしょうね。
とても心にしみる音楽と解説でございました。
「演奏の秘密」~聴けば納得! 関連情報