学校という教育現場に興味関心がある方、モヤモヤとした想いがある方。
ぜひ観て下さい。損は全く無い。
風間俊介さんの演技見たさに購入、
やはりあの奥ゆかしい演技は当時から頭角を現していて。
ただ、一番感じたのは金八先生という作品の素晴らしさでした。
脚本の世界観を全力で表現しようとするスタッフ・キャストの熱意が素晴らしい。
現代日本の課題になって久しい高齢化の問題。
ドラマにも反映されていて、デイサービス施設が中学校内に設置されたところから始まります。
毎回出てくる引用文献が授業題材になっていて、命の大切さを金八先生は説きます。
担任をリンチしたクラス。全員黙殺を決め込んでいる。
教師と生徒の絆がぼろぼろところから金八がどうやって信頼を得ていくのか。体罰は”悪い”ことなのか。
自分もリンチされかねない状況。生徒たちをある意味では疑っているのでちょっとサスペンスです。
気になって気になってどんどん観れます。
特に前半は、裏表のある健次郎と、多動症デラ(小野寺)の無垢さの対比が面白い。
中盤以降、3Bの生徒たちが成長し、金八を信頼し始める中、健次郎だけは孤立し・・・。
引きこもりの雄一郎の問題も、決して他人事では無い。
どこかにあの学校があるんじゃないか?と思わせるドキュメンタリーのようなドラマ。
作品を通して確かに、健次郎の物語が中心に座っているのですが、
その他の生徒や教師や親とか家族の抱えている問題も色濃く描かれています。
当時は自分が同世代なだけに、リアルタイムではとても観れませんでした。
青春っていいよね☆だけではなくて、リアルなものを描いているから切実で。
教育って、なんて難しいんだろう。
人が、人を育てるのに、セオリーはなく、間違いを繰り返しながら、お互いに成長していくしかないんだと思います。
血の通った知性と向き合う勇気が必要かもしれません。あと根気とか。
3年B組金八先生 DVD-BOX 第5シリーズ [DVD] 関連情報
このCDの素晴らしいところは、未だ一度も再放送されたことがなく、今後も再放送はおろか、DVDの発売も望めそうもない貫八先生の主題歌「だけど泣かないさ」が入ってることです。
イントロを聴いた瞬間、懐かしさで胸が一杯になってしまいました。
決してうまくはないけれど、川谷拓三さんの語りかけるような歌い方がまた良いです。
私はこの「だけど泣かないさ」と仙八先生主題歌「萌ゆる想い」を聴きたいがためにこれを買いました。
桜中学音楽大全集(限定盤)(DVD付) 関連情報
第6シリーズで教育委員会に行った金八が、久しぶりに教壇に立つ。
そんな3Bは、これまで以上の個性の強い子たちばかり。
途中から脚本が変わるけど、変わったことが気付かない。
これまでのシリーズでの登場人物も要所要所で登場し、前作までを見ていた金八ファンも満足いくと思います。
このシリーズだけを見ても、とても面白いと思います。
毎回のように出てくる相田みつをさんの詩も、とても良いアクセントとなっていると思います。挿入歌も最高だと思います。
是非、見てください。
きっと何かを感じさせられるはず!! 3年B組 金八先生 第7シリーズ1 [DVD] 関連情報
「生きていてよかった」特別編―3年B組金八先生ベストセレクション
今、いじめやら虐待やら子どもたちが絡む事件が多く報道されています。金八先生の番組は見たことがありませんので、相田みつをさんの詩を扱っていたなんて知りませんでした。たまたま見つけた「生きていてよかった」の文字に心引かれて、買いました。相田みつをさんにふれたかのように心が温かくなりました。私が好きなのは、「七転八倒」です。つまづいても転んでも良いじゃないか、それが人間だといっているようです。是非、読んで見てください。 「生きていてよかった」特別編―3年B組金八先生ベストセレクション 関連情報
「3年B組金八先生」25周年記念メモリアル―すべての人に捧げる“贈る言葉” (カドカワムック (No.202))
これは年代問わず楽しめると思います!!
第1シリーズから、上戸彩さん演じた第6シリーズまでも
名台詞が入っていたり、シリーズごとの卒業生のインタビューも
あります。第6シリーズは、上戸彩。第5シリーズは幸作と、ちはる。
って感じです。もちろん全シリーズ卒業生の方のインタビューが
入っています!!第1シリーズ・2シリーズの世代の方には、
とても懐かしくて、楽しめる1冊のようです。
ただ、ページはほとんど白黒で、もう少しカラーページが多かったら…。と、思います。
「3年B組金八先生」25周年記念メモリアル―すべての人に捧げる“贈る言葉” (カドカワムック (No.202)) 関連情報