【HD】北海道旅行148日間の一人旅⑨ 十勝岳→ファーム富田→美瑛→富良野北海道

どうぶつの森　ハッピーホームデザイナー

※今までのどうぶつの森とは仕様の違う異色作です。
購入を考えている方は公式サイトをもう1度熟読の上、検討してみてください。
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他の方も書かれている通り、クリア重視ならばサクッと終わります。
それはもうあっさり終わります、紙ーボも特に必要ありません。

しかし、このゲームはクリアする事だけが目的ではないと思います。
繰り返し遊べる良さがこのゲームにはあります。

インテリアは想像以上に種類が多く、
コーディネートに特化している作品なのか家具の配置も過去作よりも容易に出来ます。
季節の変更も行える為、四季がある日本ならではの細かい部屋作りも可能です。

最初は小さく感じてしまう部屋も通信講座で直ぐに間取りを広くする事が出来る為、
住人の要望なんか忘れて部屋を弄り倒したくなる事は間違いないと思います。

だって家具ゲーなんだなも。

また、作成した部屋を写真に収め、
TwitterやFacebookに投稿して皆で共有する事が出来るのも魅力の一つ。
もちろん、Miiverseに直接投稿することも可能なので、アイディアに行き詰ったら他の方のデザインを参考にしてみるのも良いと思います。

それと、紙ーボもといAmiiboカードはクリアする為には必要がないとは言ってましたが、
どうしてもやり込んでいくと欲しくなってしまうと思います、私は既に欲しいです。

オンラインショップでは品薄状態が続いており、転売屋さんにより価格の吊り上げが行われてはいますが、
近所のコンビニや家電量販店でまだ販売していたので、ある程度落ち着くまでは手を出さない方が無難のように思います。

スローライフ？
そんなものはない、むしろ1日1回の業務なので時間の概念は存在しない。
たぬきハウジングは近年稀にみるホワイト企業なのだ。どうぶつの森　ハッピーホームデザイナー関連情報

第12回YOSAKOIソーラン

北海道だけでなく全国的に有名なあのチームの曲が、家で聴けるなんて感激です！欲を言えば、ファイナル進出チーム全ての曲があればもっと良いのですがねー！ということで星４つ半くらい！第12回YOSAKOIソーラン関連情報

秋葉原事件―加藤智大の軌跡

この本を読んで、３つのことを指摘したい。

(1)　ジャーナリズム
テレビ、全国紙は、共同通信などのニュース配信会社の発表や、記者クラブでの警察や政府の発表をそのまま流す、
単なる原稿読みの媒体となって久しい。
ジャーナリズムとは、報道機関が取材し、事件の核心に迫る情報を視聴者に届けるのが、本来の役目であるはずだ。
しかし、「取材」と言うと、刑が確定する前の段階で犯人と決め付け、ワイドショー並みの現場撮影をしてお祭り騒ぎをする、
それこそ取材側および取材される近隣住民に報道被害を生み出すだけのものとなってしまった。
この本のように、事件の核心に迫る「取材」こそ、視聴者が（そして被害者も）知りたいことではないだろうか。

テレビ、全国紙、あるいはインターネットでも、なかなか入手できない、このようなジャーナリズムの良書こそ、
読んで欲しい一冊、特に若者に読んで欲しい一冊だと感じる。

(2) まとめ、著者の意図
「まとめがない」というレビューが投稿されている。著者は裁判や取材を通じて入手した断片的な情報から、
被告の過去から犯行直前までの様子を丹念に掘り起こしている。
著者が「エピローグ」に書いた以上を提示することが、読者に必要であろうか？

義務教育での国語や現国での「正解」とは、本来、理解を促すための「ガイド」に過ぎない。
もし小説なり、この本のような現実に向き合った場合、受け取る側が１００人いれば、１００通りの受け取り方、
意見、感想があるだろう。そこに多数派の意見があったとしても、「正解」などは存在しない。

現実は、教科書のように正解を教えてくれないし、テレビや雑誌のコメンテーターや解説者のような解説も正解とは言いがたい。
このような「意見の押し付け」に慣らされているために、自身の意見や感想で置き去りにされることに違和感を感じるのではないだろうか。

個々人が、その人の人生に向き合い、「自分が主人公（被告）の立場だったら」と想像して、自分自身に引き寄せるしかない。
それがコミュニケーション、人と向き合う、ということではないかと思う。

著者は、このことを「エピローグ」で以下のように語っている。

　近年、過剰に「わかりやすさ」というものが求められている。特にメディアの状況はひどい。
　「ズバッ」と断言するテレビ司会者ばかりが支持を集めている。

　しかし、踏みとどまって問い直したい。「わかりやすさ」は「単純化」なのかということを。
　世界は「ズバッ」と言えるほど、分かりやすいものかということを。

　世の中は驚くほど複雑だ。そして、世の中を構成している人間はさらに複雑である。

(3) 綱渡りの人生
事件の報道を見る限り、被告を「大量殺人の異常者」とする報道が多かった。
しかし、この本のように被告の過去に踏み込んだ時、見えてくるのは「綱渡りしていた」彼自身の人生ではないだろうか。

自殺をしようとした時、心配して止めてくれる地元の友達がいた。
彼が本心を打ち明け、親しく付き合える同僚ができた。

彼でなかったら、別の人生があったのだろうか？　それとも、別の結末が待っていたのだろうか？

母親への反抗心から大学から短大を選択し、進んだ短大では奨学金を父親が無断で使い、
職場では（他人が些細と考えるが被告にとっては重大な事であった）きっかけで職を失い、
そして失恋、ネットでのトラブル、いくつもの不幸が彼を襲う。

湯浅誠さんの言う「溜め」のなかった被告には、「どうしようもない」という綱渡りの人生ではなかったのか。
もちろん、死者７人、負傷者１０人という重大犯罪の罪が許される訳では決してない。しかし、
この本から彼の人生を知る限り、「どこまでを彼の責任として責めることができるのか」という疑問が心に浮かぶ。

それは、「どこにでもいる若者じゃん」というレビューが、著者が取材を通じて読者に訴えているものと同じであろう。
「彼と同じ状況であったら、彼と同じことをしていたかもしれない」と感じた読者がいれば、著者の想いは通じていると思う。
逆にこの事件を「100人あるいは1000人に一人の異常者の犯罪」とか、精神分析による鑑定結果のみから判断するとしたら、
著者の意図が全く理解できていない証拠だと感じる。

このことは、「エピローグ」に書かれた次の言葉に集約されているので、改めて引用しておきたい。

　秋葉原事件を起こした加藤智大を理解するには、単純化から決定的に距離をとる必要があった。
　彼を知るためには、彼の歩みを丁寧に辿り、言葉を積み重ねる必要があった。
　短いエッセイや論考では、どうしても彼の鬱屈や閉塞感を表現することができなかった。

　だから、この本を書いた。

秋葉原事件―加藤智大の軌跡関連情報