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利根川 カラフル ライフ―遅咲きのすすめ

ノーベル賞受賞の利根川進博士夫人で、本人も大変なエリートである。庶民的ではない部分もあるが、大器晩成を信じさせてくれる本である。挫折を味わい捲土重来を期している若者、そして胎教とやらで幼児のうちから詰め込み英才教育を施そうとしている親たちには是非一読してほしい。名著である。重版を期待している。 カラフル ライフ―遅咲きのすすめ 関連情報

利根川 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか (文春文庫)

基本的にはノーベル賞の対象となった利根川博士の研究について立花隆が聞くという本。だが、その途中で語られる日米それぞれの研究者の生活、科学者の心理、価値ある研究とは何か、といった話が興味深い。利根川博士の語り口もまたそうだ。曖昧さがなく、立花氏の反論に対しては妥協もない。この本の本来の目的も果たされていると思うが、科学と科学者についても啓蒙される。 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか (文春文庫) 関連情報

利根川 私の脳科学講義 (岩波新書)

死を目前に苦悩する姿がある。この本の価値は、医師としての使命感と、日本の医療をよくしたい真摯な姿勢を感じることだ。しかも、自分を確実に死に至らしめるであろう肺癌と対峙しながら、患者の立場での目線も忘れていない。さらに、我々一般人にもわかりやすい、読みやすい文章が、この本を成功させている。難解な解説書の類だけが啓蒙書ではないだろう。気軽に読み始めたが、かなり重いテーマを扱っており、文庫本でありながら、途中で何回も精神的な休憩を取らざるを得なかった。「長生きするリスク」を背負う現代人にとって、明日は我が身であろう。どんな形であれ、死は誰にとってもまさしく「空クジなしの大当たり」なのだ。この春、医大に合格した息子に何か本を贈ろうと探していたところ、偶然に立ち読みしたが、買わずに立ち去ることは出来なかった。確実に忍び寄る病魔と闘いながら、貴重なメッセージを残して燃え尽きた稲月氏の「心の叫び」を忘れずに、学生生活をスタートして欲しいと願っている。この本によって、よい意味での質的変化が起きて欲しい。感受性が豊かであれば、かなりの衝撃をもって読むことになるだろう。 私の脳科学講義 (岩波新書) 関連情報

利根川 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか

基本的にはノーベル賞の対象となった利根川博士の研究について立花隆が聞くという本。だが、その途中で語られる日米それぞれの研究者の生活、科学者の心理、価値ある研究とは何か、といった話が興味深い。利根川博士の語り口もまたそうだ。曖昧さがなく、立花氏の反論に対しては妥協もない。この本の本来の目的も果たされていると思うが、科学と科学者についても啓蒙される。 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか 関連情報

利根川 アホは神の望み

昔から成功者の必須アイテムに「運・鈍・根」という言い方がありますが、著者は成功というよりも「幸せな生き方、科学的発想と展開」というような観点から捉えているように思います。そして運鈍根の中の「運」こそが神様(天=サムシンググレイト)の領域だとしているように思えます。!著者が更に加えている「神様を味方にする方法」は「陽気さ」「素直さ」そして「利他」と「謙虚」。ご両親の生き方やご自分が感銘を受けた方々の生き方、さらにはご自分の経験から導き出したもの、それらを科学的に考察・証明してくれています。
私たちが人生のさまざまな局面でぼんやりと感じている「こうすれば幸せかな?」と思われることを実に明快に分かりやすく解いています。目次を見ただけでも幸せな高揚感に満たされますよ!「生き過ぎない節度」ということば 特に「自然」を感じました! アホは神の望み 関連情報




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