まりかセヴン : 6 (アクションコミックス)
まりかセヴンの魅力は、特撮を知っている人(作者)が同じ特撮好きの人を満足させるべく小ネタを忍ばせ、自分も楽しんで描いている感じもある特撮好きの描く特撮好きの為のマンガな気がする部分かな?と、個人的には思います。
内容は読んで個々が想えってコトで触れません。
新刊もまたイイ感じにゆるく、緊張感の無い中での新展開が楽しかったです(笑)
ちなみに、まりかセヴンの怪獣ってガメラの怪獣的にまりかセヴンと戦う為の機能や能力を持った怪獣だらけで楽しいな(笑)
まりかセヴン : 6 (アクションコミックス) 関連情報
まりかセヴン(3) (アクションコミックス)
普通(よりちょっとイタい)女子高生と宇宙人が合体、ボケツッコミしながら闘う合体変身巨大ヒロイン物です。
単純一途ではないヤヤコシイ世界・宇宙情勢や愚かで面倒くさい人間関係を読み易くかつ面白く漫画化した伊藤氏ワールド全開の作品です。
一見古典的な怪獣が続々と登場致しますが、微妙に新しい味付けがなされています。
ネタバレをちょっとだけ致しますと、本巻冒頭エピソードに登場する「偽まりかセヴン」の怪獣設定が最高です。
己の恥ずかしいハードディスク上のデータが全世界に漏えいしてしまった人のニュースを読む度に我々が感じる嘲笑と明日は我が身と言う不安を見事に具現化した傑作でした。
そして、そのエピソードを境に、鋼の様にマイペースだったヒロイン、三條まりかに初めて迷いが生じます。
それは、「ひょっとしたらセンパイは私の事が好きではないのかもしれない。」と言う類の物で思わず椅子から転げ落ちそうになりました。
上手く表現出来ませんが、ともかく読んで頂ければその馬鹿馬鹿しいながらも巧みなストーリーに感心されると思います。
それにしても一体この作品世界はどうなぅてしまうのか、と現実世界を差し置いて心配になって来ます。
ちょっと毒は有るがおバカかつ本格巨大ヒロイン物が御好きな方、矛盾して居る様ですがお薦めです。
まりかセヴン(3) (アクションコミックス) 関連情報
楽勝!ハイパー・ドール6.5
6.5と銘打ってあるがページ数換算すると6.2くらいだと思う。
最初と最後と後書きは、ちゃんとした物だけど
それ以外は、ペンいれ前のラフスケッチだけでこうせいされています。
打ち切り決定前にできていた下書きを製本して販売したという感じです。
個人的には漫画家の仕事の過程を推測できる資料なので買った価値はありました。
この調子でちょっとづつでもいいから同人誌単位で刊行して
最後にコミック本として本当の完結まで持っていって欲しいです。
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サークル
ナッシュビル出身の男女デュオの2nd(1998年作)。
正直、この人たちが2007年である現在まで、コンスタントに作品を残していくとは思っていなかった。この時点においても、まだ2枚目とは思えない非常に丁寧なアレンジと普遍的な美しい曲を書いてはいるが、こういうグループこそ大抵、3枚目、4枚目でシーンから無視され始め、消えていくのが常だと思っていたのだ。しかし、彼らは今も着実に自分たちの音楽をリリースし続けている。それがアメリカであるというのが、また奇跡的というか快挙だなと思う。
最初にも書いたが、このアルバムはとても高いクオリティでまとめられている。歌声から演奏からアレンジまで、どれもが上質といっていいだろう。この手のネオアコ経由の最初の音としては、うますぎるくらいだ。メロディも素直に良い曲だなと思える曲も数曲ある。ただ僕としては、この人たちだけの強烈な個性というものを感じ取れなかった。それが、長くは続かないだろうと思った最も大きな要因なのだけど、ソフトロック的アプローチなど今聴いてみて、やはり曲作りの上手さを改めて感じた。つまりポップス職人のようなグループだということだろう。
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精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか
利根川氏の学生時代から順を追って辿っていく構成で、分子生物学についての説明もところどころに解説があるので
科学に詳しくない人でも分り易い。
利根川という人は何でもはっきりものをいう人で、印象に残る言葉が多い。
「大半の学者は、~どうでもいいことを追いかけて一生を終わっているわけです。サイエンティストの大半はその手のどうでもいいことを研究している人達ですよ」「なんでこれが失敗したんだろうと、考えて考え抜く。観察と考察にかける集中力ね。これが大事なんです。」
など、これを読むと、一流の科学者とはどんな人たちなのかがよくわかる。
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