うれしいひなまつりベスト
初節句の日を楽しく演出してくれました!かってよかったです。
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DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
2巻では「第3のアバンの使徒」マァムと魔王軍の軍団長のクロコダインが登場します。
この巻のポイントは「卑怯」です。
強敵を前に仲間を3度も見捨てたポップと、ダイ一行と戦い、深手を負わされた
ことで心に迷いの生まれた魔王軍の軍団長の一人「クロコダイン」
ずるいことをした、罪悪感を感じた、そのあと自分がどう行動するか。
ここで二人の明暗が分かれます。
仲間と言う以上に「異性」として意識し始めたマァムとの出会いと
偽勇者一行の魔法使い まぞっほの言葉が、卑怯者だったポップを変え、
そしてそのポップの変化が敵であるクロコダインをも変えます。
正々堂々と戦うこと、男の誇りの大切さを悟り、地位を守ることに
固執した自分を恥じて自決したクロコダインの潔さが好きです。
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無花果の森 (新潮文庫)
読み出して、あれ? 小池真理子?という感じでした。そしてその理由は読み終わった時にわかりました。(最終ページを見て)
それは、この小説が日経の夕刊連載だったからだろうと。
日経の読者の多くは男性でしょう。そしてサラリーパーソン。
あえて小池さんが男性向けに書いた小説なのかもしれませんね。
でも、やはり小池さんの言葉遣いは上手だと思います。
そして男に対する厳しい目と優しい目がある。
2009年の「ふたりの季節」の様な自叙伝的ラブストーリーも良いし、本作品のような対照的な二人の男を登場させて物語が進む日陰的な作品も良いです。
小池さんの観察眼というのか、社会を見る目が凄くリアルです。
おそらく世の中には沢山いるのであろう最低な男、ただし社会的には認知され評価されていたりする男。
主人公の女性(泉)が言葉の暴力と身体的暴力にさいなまれれた時の描写。
「あなたは一種の人格破綻者であり、妻に向かってサディスティックな振る舞いをしなければ、生きていけないほどの幼稚な人なのだ」
「妻を完全に支配しなければ気がすまないのは、自分に自身がないからなのだ」
「あなたは確かに天才と呼ばれている(映画監督として)かもしれないけど、裏の実態はこれなのであり、このことを知るのは私しかいない、私はいつでも、あなたから受けた謂われない暴力を世間に公表できる」ということも半ば身を震わせ、絶叫するようにして言った。
嗚咽し、あやまる必要もないのにあやまり続け、部屋の片隅でまるくなりながら嵐が過ぎ去るのをまっているだけだったのが、、、
世の男性は多かれ少なかれ、身につまされるのであろう。
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無花果の森
いつもながらに、一度その世界にはいってしまうと、一気に最後まで読み続けたくなる。
不幸な境遇の恋人たちのラブストーリー、だろうか。
無花果を描き続ける画家の人となりも、大きな位置を占める。
脇役の人物の魅力、わかりやすい表現、物語を引っ張っていく力は、やはりすごいのかな。
ただ、すばらしい読後感といったのはなく、残念。
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DRAGON QUEST ダイの大冒険(22)閃光の章 (集英社文庫コミック版)
今更言うまでもないですが、集英社週刊少年ジャンプにおいて七年間にわたって連載された漫画です。この22巻で完結ですが、まだ数多くの謎が残っており、自分なりに考え何度も読める作品だと思います。
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