日本テレビ系水曜ドラマ「雲の階段」オリジナル・サウンドトラック
ドラマの世界観を感じることができて、とてもよかった。
CDは無傷で、とても満足した。
日本テレビ系水曜ドラマ「雲の階段」オリジナル・サウンドトラック 関連情報
面白い、3度目の映像化らしいが、それもうなづける、面白さ、下巻からは、ページをめくる手が止まらない。後半いっき読み。 新装版 雲の階段(上) (講談社文庫) 関連情報
渡辺淳一の同名小説を「ランラン18歳」のハン・ジヘと「悲しみよ,さよなら」のシン・ドンウクでドラマ化した作品です。
南海の小さな診療所で働いている無免許の医師と,ソウルの大病院の娘の身分違いの恋がドラマの本筋ですが,地域医療の現状や病院経営の問題点も鋭く描いています。
ハン・ジヘは大学で1年間演技の勉強に専念していたといいますから,その成長ぶりも注目したいところです。
事件は島の診療所で,所長が不在の時に起こります。島でのことといい,急性虫垂炎といい,何だかドクターコトーが船の上で手術したシーンを思い出してしまいました。
雲の階段 DVD-BOX 関連情報
いかにも渡辺作品らしい展開で、面白く読めました。
しかし主人公は無責任ですね。
主人公の気持ちには全く共感できません。
南の島に逃げたところで、いつか自分の始末は自分で
つけなくてはならない時が来るでしょう。
こういう人は自業自得な末路が待っているような気がします。
〜と読後に憤慨できるのも面白さの秘訣かも。
新装版 雲の階段(下) (講談社文庫) 関連情報
医師不足が深刻な、孤島の診療所で事務員として働く三郎(長谷川博己)。
所長(大友康平)に勧められ、独学で医学を学び、助手を務めるようになる。
虫垂炎オペの執刀を機に無免許のまま、留守勝ちな所長の代役を任され、
次第に島民の信頼を得ていく。
そんな中、ある旅の女性を救ったことにより、本土の大病院に医師として
招かれるが……
途中までは、未だ曾て無い斬新な設定にワクワク、ドキドキの展開。
それが、嫉妬深い元同僚(萩原聖人)の上京を口火に、急速なトーンダウン。
以降、暴露を恐れ、自暴自棄に陥る三郎の悲哀に満ちた姿が終始、描かれる。
そこには、曾て「若先生」と島民から慕われた面影は皆無だ。
過去の荒んだ生活から島に逃れ、自らの存在価値を見出せずにいた主人公が、
水を得た魚のように「審判の時」が訪れるまで可能な限りの痕跡を残そうと
躍起になる。
個人的なエゴが色濃く押し出された、実に寂しい展開。
義務感から芽生えた「困っている患者を助けたい」と願う純真さ故の過ち、
という最も共感を誘う物語の根幹が、大きく揺らいでしまった。
主演の長谷川博己、脇を固める大友康平、稲森いずみの好演が光るだけに
非常に残念だ。
ラストは、視聴者おまかせのセルフチョイス。
期待が大きかっただけに、名作に成り損ねたのが惜しまれる。
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