WWEもののような、実際に使われていた音源を求めるのは酷な話、権利関係から不可能です(WWEはオリジナルについては自社で権利を持っているので可能ですが流用ものは収録されていません)。
しかしながら、この作品ではオリジナルの雰囲気を充分に味わうことができます。
特に、カブキの「ヤンキーステーション」などは、後に出た某団体プロデュースのものより雰囲気が出ています。
全盛期のザ・グレート・カブキは、鼓と尺八で始まるこの曲、日替わり入場コスチューム「歌舞伎」「忍者」「武者」、ヌンチャクパフォーマンス、そしてザンバラ髪とペイントと徹底しており、おどろおどろしくそして妖しく輝いていました。
いやぁ、当時の王道は、ハッスルよりもハッスルしていたんですね。
このCDには結構メジャーどころが収められているので、オールドファンにはいくつかは聴き覚えのある曲があることでしょう。
いくつ知っているかでマニア度を測ることもできます。
一点注意して頂きたいのは、ここに収録されている「ザ・ロードウォリアーズのテーマ」は「ストーン・ワァーリア」で(そんなの使われていたか?)、「アイアンマン」ではありません。
これとリッキー・スティムボートのテーマ「ライディーン」は、オリジナルが入手し易いので、そちらを買うべきかと。
古い作品ですし、このCDにテーマ曲が収められているレスラーには既に亡くなられた人もいます。
列挙すると、ブルーザー・ブロディ、ホーク(ロードウォリアーズ)、テリー・ゴディ(フリーバーズ)、ジャンボ鶴田、ケリー・フォン・エリック、ジャイアント馬場。
多いですね…合掌。
プロレス大全集 関連情報
盛夏号 新日本プロレスBi-monthly(5) 2015年 8/15 号 [雑誌]: 週刊プロレス 別冊
大日本時代から見ていた本間選手が新日というメジャー団体まで這い上がり、こんな立派な本で特集を組まれて表紙になったことにびっくりで購入(笑)
個人的には大日本の新人時代の写真が載ってたのがなんだか嬉しかった。
盛夏号 新日本プロレスBi-monthly(5) 2015年 8/15 号 [雑誌]: 週刊プロレス 別冊 関連情報